飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

最も効果のあるリテンション活動

昨日、阪神競馬は「大阪杯」でした。

 

宝塚記念」ほどではなかったけど、仁川駅近辺も栄えていましたヨ。

 

ここ数年、阪神競馬が無観客営業だったこともあって、G1レースはあれども駅周辺は静かでしたが、やっと「らしさ」が戻ってきました(まだ充分ではありませんが)

 

駅前のローソンさんの売り場は前日深夜からおにぎりがギッチリ5段重ねでしたし、スポーツ新聞や飲み物が外のテントで売られていました。

ATMには長蛇の列ができていましたが、ATMの列が入店客の邪魔にならないように仕切るベルトも設置されていました。

 

 

  外売り

おにぎりたくさん


外売りだとかATM客の仕切りとかおにぎり5段重ねとか、仁川駅前のお店だから出来ている「競馬の日のためのノウハウ」がたくさん見られるようになって本当に面白い。「商売人の工夫」ってすごいですね。

 

外売りのお姉さんに、「いいですねえ~」って声を掛けたら、嬉しそうでした。すかざず「新聞いりませんか?」って言われたので、サンスポを買いました。ほんとうはいらなかったのですが、そんなせこい事は言えませんでした(笑)

 

ランチはそうでもなかったですが、メインレース終了後、お店は一気に満席になりました。ホール女子たちにはこういう「競馬ピーク」をあまり経験した事のないメンバーがいましたが、私と妻は慣れているので「来た来た!!」ってなもんです。

 

「みんな、おちついていこーぜ!」です。

 

競馬のお客さんは座るや否や、お酒と大量のおつまみを注文します。気持ちはわかりますわ。ちょうどタイガースの中継もありましたので、ご機嫌な環境ですしね。

 

そういえば、この3年間でおつまみのメニュー数が3倍くらいに増えていますので、厨房オペレーションが心配でしたが、厨房アルバイトのK君の活躍でなんなくこなしました。

 

忙しいけど、キレるような状態ではないし、何しろ

「街にも店にも活気があります」

 

こういう週末を繰り返せば、お店はも人材もどんどん成長する。働く人が「はたらくよろこびやたのしさ」を満喫できるようになりますね。

 

どんな、退職予防策よりも、みんなで楽しく働く事が 一番効果のあるリテンション活動なのだ、と再確認できました。

 

夜になって、ローソンさんに言ったら、結構たくさんのおにぎりやお弁当が売れ残っていました。まだまだ人出は本調子ではないのかもしれませんね。

 

でも大丈夫!!

 

お店サイドが、お客様に満足していただくため、愚直で積極的な営業を展開しているならば、必ず報われるし、必ず成功する。

 

余った商品は、未来の可能性を意味しているのだ!!それでいいのだ!!

 

来週も頑張ろう