飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

値上がり対策あれこれ

 

原材料の値上げ・水道光熱費の値上げを受けて

飲食店の経営はますます難しくなっています。

 

大手チェーンの生ビールやハイボール等の激安告知でお客様を集める薄利多売商法や、その他の収益メニューを使って利益を確保していく手法もほぼ限界です。

 

何か、目玉の商品やサービスを作ってはいますが、全品半額とかの価格攻勢は自爆行為になります。

 

美味しければ売れるってほど単純ではないですが、個人店としては早めに価格以外のプロモーション手法を手にいれないといけません。その第一歩として、自店舗の特徴、長所の「棚卸し」が必要です。

 

当店で言えば、長所はこんなもんですかね

 

・他で食べられない京もつ鍋スープ

・宝塚で唯一のサントリー神泡超達人店タイトル

・七輪炭火焼(遠赤外線)

・ビニールシートで昭和レトロ店内

・常時、若い女性によるホールサービス

・手切りの牛たん

・焼肉ともつ鍋の両方食べられるコース

・メニューが多い

 

逆に競合に負けているところは

・生ビールの価格

・営業時間(深夜営業していない)

・カウンター席が無い

 

その他の特長となると

・メルマガ・LINE公式アカウントを持っている

・アルバイトの退職が少ない

・インスタが使える

阪神タイガースに本拠地に近い

宝塚歌劇ゆかりのある宝塚市

 

 

ぐらいでしょうか?

 

こういうふうに棚卸しをしてくと、

次にできる事は何なのかが見えてきますし、やってはいけない事もわかってきます。

 

何をするのかは、まだはっきりときめていませんが、

6月からは商工会議所主催の「すみれ券」という飲食にも使えるクーポンが使用可能になるし、

タイガースがめちゃめちゃ強いですし、

何かに乗っかって、プロモーションしていくほうが

経費が軽くて、効果が見込める方法かな、と思います。

 

棚卸しと状況把握から始める事をお勧めします。

過去の成功例はあてになりません。やばいです。

 

危機は長引きますので やっぱり「正攻法」でないともたないような気がします。

 

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