飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

ホール係のパーソナルファン装着って許せる?

ほんとうに暑くなってきました。

 

炭火焼肉のお店の厨房が地獄のような暑さになる季節です。

 

私は、もう慣れましたので「サウナに行くより健康的だなあ」と思って働いています。

 

客席はエアコンを最強にしていますし、扇風機で空気を循環していますので、体感温度としては暑くないようになっていますので心配しないでください。

 

新人のAさんが、暑い厨房で働く私を不憫におもったのか、「店長に必要な物をもってますよ」といって、ポータブルファンを見せてくれました。

首から吊り下げるタイプの小型扇風機です。

 

街中で若い女性が顔にファンを当てながら歩いている姿をよく見ます。

暑いってこともあるけど「顔汗で化粧が乱れること」を避けるためかな?と思ってみていました。

 

 

私は「ああ、これはいいねえ。」

と答えたあと

「あなたはいつもこれをしてるんだったら、ホールで働いている間も首からぶら下げてたらええんちゃうん?」と言いました。

 

本人は「そんなんダメですよ~」と言ってましたが、

「ほんとにいいんですか?」とも言っていました。

 

つまり、パーソナルファンをつけながら働けるのは一瞬嬉しいと思ったが、やっぱり自分として抵抗があるし恥ずかしいようです。

でも全員がパーソナルファンをつけていたら、恥ずかしくないでしょう。

 

そこまで客席がクソ暑いわけでもないので、実現はしませんでしたが、

 

ビヤガーデンとか、甲子園とか、なんか飲食イベントの会場とかでは、全員分のパーソナルファンを購入して「仕事中に装着してください」といって配ってあげたら、従業員はよろこぶんじゃないかな、と思いました。

 

しかし、世間一般の答えは、やっぱり

「そんなんダメだ!!」でしょう。

 

「お客様に失礼」とか「違和感を感じる」とか「経費が」とか・・

はては「異物混入の原因になる」とか

否定的な見解が正しいとされる世の中です。

 

 

「アルバイトが定着してくれるなら、なんでもする」

 

と、私は考えていますので アルバイトの首からファンをぶら下げさせる、なんて何の違和感もありません。むしろ推進します。

 

私がお客さんとして入ったお店のホール係が首からファンをぶら下げていたら、「このお店の経営者は有能だな」と感じます。

 

みなさんは、どう判断しますか?

 

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