飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

学生のバイト探し

 

 

面白い学生さんを面接しました。

大学の体育会のクラブの友人女性2人です。

 

夏休みは授業が無いので、暇な時間が増えるためなんとかアルバイトをしたい、

そして9月になって授業がはじまったら土日の夜を中心にはらければ・・・という希望です。

しかし、

話を進めていくうちに、土日は試合もはいってくるのでスケジュールは安定していないようです。だからほぼ短期雇用ですね。

 

でも、飲食店など接客サービスのお店で働きたい、という強い希望をもっていました。なぜなら、彼女らは現在早朝の製造業をアルバイトをしているのですが、誰とも会話が無く「楽しくない」からだそうです。

 

 

明るい感じの良い学生さんですので気持ちはわかります。

 

私からは、優しく笑いながら

「あのねえ、8月1日からアルバイトしたくて、8月1日の面接に来てたら、そりゃ絶対に間に合ってないってことですよ。ましてや9月になったら稼働が減るんだから・・・」

さらに

「うちにも7月31日と8月1日からアルバイトを始める学生さんはいますが、その人達が面接にきたのは1カ月前ですよ。(面接して採用決定後、試験期間を避けて1カ月後の勤務開始になったのです)」

 

彼女らはショックを受けながらも爆笑してました。(なんで爆笑やねん)とおもいつつ、こっちも楽しくなって、いろいろアドバイスする事にしました。

 

「そもそも君たちが使ったエアワークとか食べログ求人のサイトは、飲食店が無料で掲出できるタイプだよ。つまり、『急募』ではないんだよ。掲出無料のサイトを使っているお店は8月どころかもっとさきまでスケジュールは安定していますよね。」

 

「だからタウンワークとかバイトルとか業者側が有料で掲出している媒体を使ってアルバイトを探してみたらどうだい?

結構高いコストをかけて掲出しているんだから、積極的に採用しようとしているだろうと思う。今からでもチャンスがあるかもね」

 

この辺まで言うと、彼女らは「全然知りませんでした」と、また爆笑。(なんで爆笑やねん)

 

「少しは役にたったかな」と告げ

「一刻も早く帰って探したほうがえんちゃうか。バイトの探し方がわからんかったらまた相談に来てもいいよ」

と、お別れしました。

 

ヒマつぶしなって面白かったけど・・・

学生さんのバイト探しなんか、こんなもんです。わかってないし、無駄足も多いやろね。そういう人達をうまく探したり、探してもらえるようにしたら企業側の採用も上手くいくでしょう。

だから、まだまだ良い人を採用するチャンスはある。

 

しかし、私からみれば、学生さんは心配ですね。

 

こんな知識レベルで仕事探してたら、

そりゃ仕事は見つからないし、

変な業者に引っ掛かるかもしれない。イヤな目にあうかもしれない。

 

それも、若さの代償であり積むべき経験かもしれませんが

よく考えて、相談すべき人から情報を取って行動してほしいです。

👇よかったらポチっとしてください。グループ内の順位があがりますので読書さんが増えるのです。