飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

新人の成長と経営者の心情

 

 


「今日はそんなに売れなくてもいいや。」

って思う事は罪悪だと思っている私ですが、昨日はそんな気になりました。

 

7月以降 大学新1年生の採用が相次いでいて、そろそろ研修期間も終わってきています。

洗い物しかできなかった、男子1年のA君が、一生懸命盛り付けをしてたり、そんな光景を見るのは嬉しい事です。

 

昨日の日曜日は上級生が2人で1年生が3人って感じで、新人の方が多い状態にでした。生産性が低いのですこし厚め(多め)に人数を確保していますが、いろいろ混乱しながら営業してる感じです。

仕事も大変ですし、最初はアルバイトさん同士も初めて会う人だったりしたので、緊張していました。

 

しかし

だんだん打ち解けてくると女の子同士で、いろんな話をしはじめました。学校の話とか、ファッションの話とかを経て、彼氏の話とか・・・

最初は遠慮がちに会話していましたが、だんだんあけすけになってきて・・・・最後は仕事中である事を忘れてる感じになります。

 

本来はたしなめないといけないのですが、

私のポジションをお客様に近い場所にして、「すみませ~ん」とか言われたり、オーダーが入って来る時は私が最初に反応できるようにしながらお店のレベルを維持していました。

もちろんお客様には不快感の無いようにしています。

 

まあ、でも、めちゃめちゃ忙しかったら、こんなふうにおしゃべりする時間も取れないし、人数が厚めなのも今日だけですから・・楽しみながらはたらいてもらうのもいいかな、と思いました。

 

緊張した面持ちで働き始めた新人さんが、すごく楽しそうになっているだけで、安心します。

 

「初日のトレーニングの目的は、次の日も来てもらう事。」という言葉を聞いたことがあります。

 

素晴らしいトレーニングを展開しても、「苦しくて」「辛くて」辞められては意味がありません。

 

「楽しいな」と思ってもらう事も大切です。

 

そんな事を考えていると

「今日はそんなに売れなくてもいいや。」と思いました。

経営者失格な感情ですが1日だけ許す事にしました。

👇ポチっとしてください。グループ内の注目度が上がって読者さんが増えるのです