飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

増量キャンペーンのバランス感覚

コンビニ各社で「増量企画」のキャンペーンが行われています。

 

食いしん坊の私は過去何度も、「〇〇%増量」の告知に引き付けられて、お店に買いに行きましたが、売り切れていたため買えたためしがありません。今回は買えるのでしょうか。

 

たしかに「無くなり次第終了」とは書いてありますが、いったいいつ売り出して、いつ無くなったのか?わかりません。私の生活時間帯がこのキャンペーンと相性が悪いのかもしれません。

 

ニュースでは過去において、増量キャンペーンで商品を普段の10倍売った、とか販売実績を報道していますが、増量サンドイッチなんか、あったらあるだけうれるはずです。

サンドイッチや飲み物を買いにコンビニに入る人のほとんどは、その日の気分で味を選んでいると思いますので、「増量商品」を選ぶでしょう。だから販売実績なんか成果ではない。

 

個別商品が何倍売れた、ではなく、お店のお客様や売上げがどれぐらい伸びたか?が大切なんです。仮に、売上げ全体が変わってなくて、倍量商品だけが売れまくったら、利益が減るだけです。そうならないためには、お客様を呼び込み続けるために充分な在庫を準備しないといけない。しかし廃棄ロスを出してしまっては、元も子もない。

 

そんなこんなでやってるうちに

「すぐに売り切れること」がネットで拡散したりすると、客数は増えません。

このあたりのバランス感覚が、どうなっているのかよく観察したいと思います。

 

我々飲食店が1周年記念とか、サマーセールとかで格安メニューを提供してお客様を呼び込む時の考え方の参考にしたいと思います。

こんなの好き!!


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