飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

台風被害

大型台風が襲来しています。

 

毎年のように、台風が来ると

飲食店は「営業するか、しないか」の判断を迫られます。

 

お客様の安全を考えて判断すると思われがちですが、

お客様が危険になるまで営業することはほとんどない、と思います。

なぜなら

「従業員が安全に出勤・帰宅できるのか?」

が最初の判断基準だからです。

従業員が出勤できなければ、営業をあきらめるしかありません。

 

ほかには

資材が、適量調達できるか?も判断基準です。

自分の住んでいる地域とは遠く離れた場所で交通が遮断されているだけだったとしても

一見無関係で大丈夫だと思っていても、その影響で資材が来ないという事もあります。

売るものが無ければ、営業できないでしょう。

 

停電・断水なども営業不能事態の直接原因になります。

 

当店は入口をビニールシートにしている関係もあって、台風の影響を受けやすいです。

2018年には、シャッターが巻き上がってふっとんでいって、

店内の小型冷蔵庫など備品一式が店外に放り出されてしまい、ほぼ半壊になり、

復旧に2か月を要しました。

 

復旧するまでの間、べニア板で仮囲いをして、営業していたら

「閉店した」と勘違いされました。

 

で、閉店していない事をアピールするために、

べニヤ板にいろいろメッセージを書きました。

復旧後、べニヤ板は捨てたのですが、1枚だけ記念に取っておいて、今でも店内に飾っています。

 

 

もともとシャッターが弱くて、ときどき芯棒が外れたりしていたのですが、

「まあ、ええか。大丈夫だろう」という

根拠のない安心感をもっていた事が、

大きな被害を生んだ一つの原因でした。

 

それからは、シャッターも万全に作りましたし、

ビニールシートですが、いろんな安全対策をしています。

 

やっぱり日ごろの備えですね。

 

 

できれば台風がコースを変えてくれたらいいのですが

直撃しても

大きな被害が出ない事を祈っております。

 

電車が動いてないのなら、仕事はあきらめましょう。

当店は営業していますけどね

 

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