8月から入った新人さんが、今、苦しんでいます。
研修期間が終わって、単独で仕事するようになったら
・ドリンクの入れ方がわからない、忘れた。
・お肉の名前がわからない。
・お客様に質問された内容がわからない
など、「わからない地獄」に陥っています。
「はしか」のようなもので、そのうち解消されますので
私は心配していませんが、本人にとっては大問題です。
この不安感はどうやって克服されるのか?
「すべてを理解してパターンを覚えることなんかできない。」ってことに
早く気が付いた人から解消されていくようです。
お客様は千差万別・状況もいろいろですから、
「言ってる事をよく聞いて、自分で判断する」べきなのですが
こういう人のパターンは
言っている事をよく聞かずに、とにかく店長に指示を仰ぐ、状態です。
「店長!どうしたらいいですか?」と聞いてきますが
私から
「お客様から、何を聞かれたんだい?」
「君しかお客様の声を聞いてないんだから、聞かれた事を正確に伝えてもらわないとわからない。」
と逆ヅメされます。
要するに
「自分で判断すべきだ」
ってことに気が付くかどうかです。
早く気が付く人は成長も早いし、ストレスも減る。
なかなか、気が付かない人はいつまでも、不安そうです。
不安なので知識を増やそうとしますし、パターンを覚えようとします。
しかし全てをパターン化する事は不可能なのです。
そこで
普通は「判断するためには、しっかり聞いて、状況を把握す事が大切だ」と気が付くのですが
まれに
「いい加減に聞いたまま」安易な対応になってしまう人がたまにいます。
こういう人は私に何度も何度も指摘されます。
変な話ですが
もともと、仕事をメモしたり
真面目過ぎる人が
こういうおかしな状態になります。
自分の学習能力に過信があるのでしょう。
この状態を2年生の途中まで引きずる人もいます。
最近、私は研修期間が終わったころに
「今、不安でしょう。でもこれまで、教えられた事なんて、実戦では使えないよ。教えられた事をベースに、自分で判断しようとしたらすぐに慣れるさ。君たちの基礎的な能力でメモなんか必要ない。お客様の言っている事をよく聞いて、自分で判断するか、私に指示を仰ぐかだね。でも私に指示を仰ぐときはお客様が言ってる事を正確に伝えないといけない。」と伝えています。
ほとんどの人は仕事に慣れて、自己判断できるようになり、間違わなくなります。
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