飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

見られてるぞ。あとちょっとやから我慢しなはれ。と思った

いよいよ6月に入りました。兵庫県は6月1日から、5月30日までの協力金の受付がはじまります。雇用安定助成金とかも月ごとなので、月初って忙しいです。

オリンピックは「やる、やらない」ではなく観客を「入れる?、入れない?」の問題になっていますので、20日を過ぎたら、緊急事態宣言はなくなり、ワクチンも進んでますし、オリンピックの話題ばかりになるんでしょう。これまで日本沈没のはじまりかのような報道は発言を繰り返してきた人たちが、何を言い出すのかが見ものですが、、、。

そんなことよりも飲食店長としては、7月終盤から秋にかけて、どう戦うかが問題です。オリンピックを見ながら一杯とか、今年は阪神タイガースが強いので、居酒屋で、喜びすぎた人達の暴動とかおきそうですし、店内パブリックビューイングみたいなことが起こるような気がします。店内ビールかけ、は、やりたくないぞ。

家族やお友達で飲むのが普通になるでしょう。反面、会社の宴会とかはしばらくはないか、もう永久に無いかもしれません。めんどくさいもんな。

今、売り上げ不足、または売上が無い状態に沈んでいるお店も、急に元に戻ったり、めちゃ売れしたりすると、人不足に陥ったりしませんか?

緊急事態宣言地域は「人為的」に下げられた売上ですから、宣言が解かれたら、急に復活すると思われます。準備が必要。

 

今回、お酒を止めたら焼き肉屋はえらいことになるという事がよくわかりました。「禁煙」騒動は乗り越えられましたが、禁酒令には参りましたわ。「居酒屋殺すにゃ刃物はいらぬ、禁酒令だけ出せばよい」てなもんです。

夕食に晩酌する人ってたくさんいます。サザエさんでも波平さんは晩酌してますしね。食事の一部になってるんじゃないですかね。だから売上が壊滅してる。今回、こういう事がわかりました。

 

そんな中でも学生さんとか、「若い人」はソフトドリンクで焼肉を食べてくれています。今、お店に来てくれるのは「若い人」ばっかりです。ちょっと前まで「若者」が感染拡大させているって報道でしたが、偏見ですね。若者はソフトドリンクで焼肉食べてます。

最近、(昨日もいましたが)「この店、アルコール飲める?」って聞いてきて、お断りすると「ほな、エエわ」といって、かえって行くのは中年以上のおっちゃん、おばちゃんばっかりです。(飲めると、おもてるねんなあ)若いアルバイトの手前もあるので「ええ大人が何いうてんねん、はずかしいなあ」と、聞こえるように、つぶやくようにしております。

おっちゃん、おばちゃん!しっかりせいよ! 見られてるぞ。あとちょっとやから我慢しなはれ。