飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

9月の人員

今週のお題「暑すぎる」

 

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もつ鍋メインの焼き肉屋の当店にとって

暑い8月の越し方はトリッキーです

 

8月は例年、月間最低売上になってて、

12月に比べて8月は半分そこそこの売り上げ

まで下がってしまうこともある

でも、お盆期間だけはよく売れるというという面

もあります。

 

考え方は2つあって 

ひとつは

お盆は休んでしまって

売上低調な月と決めて、経費コントロールに努める

という考え

 

もうひとつは

お盆も営業し、焼肉メニューで売り上げが増える

ように頑張る、という考え

 

今年は感染騒動で売り上げがとれてないから

後者を選ぶことにしました

 

そうすると、お盆期間の人員を集めないといけない

しかし感染騒動で大学が休学なので帰省メンバーが多く

4月、5月の売り上げがむちゃくちゃ下がって

いるので、アルバイトを採用はできていない。

 

つまり8月は人手不足に陥りやすいんです。

当店は8月お盆期間をうまく乗り越えたんです

 

次に何が起こるか

9月以降はすこし人員がダブつくんです

なぜなら9月から大学がはじまるんで

8月末から帰省してた人が帰ってくるし、

1年生さんが応募してくるんで

将来のことを考えたら採用しないといけないし

普通にやってるとすこし多くなるんです

 

8月が不足状態だったなら、

9月はちょうどよくなるんでしょうが

そうすると12月は苦しいってことになるし

 

ここらへんがアタマの使いどころです

 

やっぱり4,5月が驚くほどう売り上げ減少

してしまったので、このアンバランスさが

出てきています。

 

自然な需要と供給のバランス変化で起こる事

ならば、たぶん自然に対応できると思います

 

しかし、このたびの緊急事態宣言で

数か月の需要が人工的に

コントロールされてしまった・・・・

 

これによる不自然な需給バランスの悪影響は

しばらく続くと思います

 

売上が回復したとしても

お店側はまだまだ経験のない事態になり

いろんなやりくりを強いられることになります

 

自由競争であることは

企業や商売人が育つ事になりますが

計画経済のスタイルは

正しい考えをもった商売人を育てる事ができない

社会システムなんですよ