飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

新人育成が始まって、また勉強しました。

1000円もつ鍋・1000円学生コースがすこしウケテますので、緊急事態宣言期間でも、毎日ある程度の集客が見込めるようになりました。20日まで頑張ります。

で、昨日から新人が1人、入ってきて、トレーニングしています。連続2日はいってるんですが、今回から 1人トレーナーを付けて「この人についていって」という指示だけ出して、あとはトレーナーの判断に任せるというやり方にしました。トレーニングプログラムのような決め事はありませんから、育成はトレーナーの発想で進んでいきます。感性って感じですかね。

 

で、2日間終わってみると、トレーニーの状態はすごくいいです。これまで2日目では到達しなかったレベルに達していますし、リラックスもしています。

仕事はみようみまねみたいな覚え方ですが、とにかくお客さんのところへ行って注文取ってきて、運ぶ、くらいのことはできています。粗さは目をつぶるしかないですが、トレーナーがフォローしてくれています。

私の仕事は将来にわたって問題となりそうな動きと、慣れてくれば問題にならないような動きを見極めて、1日に最大1個だけ指摘しておいてあげる事だなと、思いました。

たとえば、商品をサーブする前に伝票を処理するのが普通なのですが、新人さんの場合「〇〇テーブルにもっていかなくちゃ」と焦って、ついつい伝票処理を忘れたりします。これ、結構困る事で、持ってってる本人がいないので、「これ、出たか?」とか問題になったりします。こういうルール徹底は、そんなに多くないので、私が実行することにして、ふわーっとした動きのリズムを教えるのはアルバイトさん同士にお任せする事にしました。そりゃそーですよね。動きを教えるとなると、伝達事項は山ほどあるのですから、口頭で教えてたらキリがない。だから、なんとなく先輩のマネしているほうが情報量の多いし、先輩もラク

システム上確認しておかないことなんか3つくらいですから、私がタイミング見て「できてなかったら言う」事にします。できてたら何も言わなくていいですからね。

 

昨日もお客様がお帰りになるとき、全員でお見送りしたら直後、先輩が新人に「こうやってみんなで見送るねんよ」と言ってました。ベストタイミングです。

私だけがトレーニングできるのではなく、トレーナーだけがトレーニングできるのでもなく、みんなが相手の気持ちや状態を見ながら、接すれば人は伸びるんですな。勉強になりました。


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