日米の感覚の違いを表す言葉として面白い言い方を聞きました。
「スーパーマンはフリーなビジネスマン、ウルトラマンは公務員」
日米で「誰に助けてもらうのか?」「誰がヒーローなのか?」の感覚として、どうしても日本人は「お上」に助けてもらう感覚があるということです。
歴史をひもとけば
水戸黄門は大物官僚で政治家。
大岡越前・遠山の金さんは 警察官であり裁判官的な感じ。
ウルトラマンのハヤタ隊員は 科学特捜隊ですからおそらく公務員。
その後のウルトラマンもなんらかの公的に組織に属するのです。
日本人は、政府や公務員さんを心の底では信頼しているんだと思います。
スーパーマンはクラークケントというビジネスマン
スパイダーマンは学生でアルバイトしてる
普段は地球を救うような組織に属しておらず、フリーに働いています。やっぱりヒーローに対する感覚は少し違う。
日本人はどうしても、お上に助けてもらったり、お上に近い仕事に期待しているのではないでしょうか。ですから、自分の商売が厳しくなってきたら、すぐに政治を攻めます。
ウルトラマンのハヤタ隊員でさえ「公務員」なんですから、政府に対する期待はすごいんでしょう。
もともと飲食業界は公的な補助はほとんどなかったのですがコ〇ナ騒動以来、補助金とか協力金とかGO TO EAT とか、公的な活動の影響を受けるようになりました。
しかし、そういう時期も終わりました。がんばらないといけませんねえ。
はて、そういえば日本の歴代2大ヒーローの 仮面ライダーは民間企業の人ですね。
2大ヒーローの大きな違い・・・すなわち
ウルトラマンは巨大化するのですが、仮面ライダーは巨大化せず、等身大で戦います。
ですから、これからは等身大の戦いをすることが大切なんでしょう。巨大化可能な公的ヒーローは来ませんから・・。