飲食店長のブログですから、野球の話はなるべくしたくないのですが
あまりにも阪神タイガースの動向が面白くて、興味深くて、岡田監督のリーダーシップに感心させられてしまったので、書かせてください。
前のブログでタイガースがあまりにも打てなくて、調子がどん底にもかかわらず、なんとかしのいでます・・・てな事を書きました。
最後は 「不振からの脱出プロセスに注目しましょう」みたいな締め方をしました。
motsunabeyakiniku.hatenablog.com
で、
先週は首位の中日、2位の巨人との6連戦を5勝1引き分け、週末では3試合で25点取って3連勝で首位になりました。
それまで10試合で15点しかとれてなかったのに、3試合で25点取ったのです。
ちなみに巨人と中日は投手力が良いチームですから、こりゃ凄い事です。
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お店の売り上げが不調だったり、募集したけど応募が無かったりする時期はあります。
毎年、1年間の合計ではおかしな数字にはなってないのだから、今年もおかしなことにはならないはずなのですが、自分が思った時期に成果が出ないと、ものすごく不安になります。
でも、不安になったからといって やりかけていたことをやめて全く違うアクションに切り変えたりしないほうがいいのです。
っていうかそんな事はやってはいけないのです。
毎年、うまくいってるんだったら、待つしかないのです。それで1年間成果が出なかったら次の年はやり方を少し変えたらいいでしょう。(少し・・ですよ)
まだ1年を通した成果が測定できていないのに、これまでのやり方を否定して、全然違う方法に変えたりすると、その効果に対して正しい測定ができません。やると決めたらやりきってしまうべきです。
岡田監督は打てなくて勝てない時期でも、
根本的な戦略を切り替えるような事はしませんでした。
開幕から15試合以上を、ただただしのいでいました。
前年優勝チームとしては「はずかしい」とか「なさけない」とかの批判があったおもいます。記者とケンカしたりもしていましたが、チームの戦略は変えていません。
チームに対する自分の分析に自信があった事もあるでしょう。
で、ここ3試合では、これでもか?というぐらい打棒が爆発しています。
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地道な努力の成果が出る時ってこんな感じですね。
売上が急に伸びたり、面接が急に相次いだり、
「ああ、やり方を変えなくてよかった」と思った事のほうが多いです。
最低でも設定した期間はやり続けないと 結果が出たかどうかも分からなくなる。
だから、我慢して、自分たちを信じてやり続けるべき。
やり続ける事は変化する事より難しい。
そう思いました。
やり続けたからこそ、正しく変化できるのです。
変化を否定しているのではなく
安易な戦略変更はよくないと言っています。
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