「世代間の断絶」って必ずあります。
われら「おっちゃん」世代と「女子大生」様の間には、えげつなく深い溝があります。
これがアルバイトが定着しない原因と考える人も多いようです。
でも、それはおっちゃん側のしゃべり方によるんじゃないですかね。
結論から言うと
店長は大学生従業員と「コミュニケーションをとることのできる関係を保つ事」が必要で、「溝を埋める事」を求めてはいけないのです。
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昨日サントリーさんから新しいポスターが送られてきました。ボクシングの井上選手のバージョンです。
井上尚弥選手といえば、世界が認める世界一のボクサーです。階級の枠を外して一番強いボクサーを選ぶ パウンドフォーパウンドで1位にランキングされていたこともあります。いわばチャンピオンの中のチャンピオンです。
下品でもないし、ボクサー特有の「煽り行為」もしません。若者ですが超一流の人です。
5月6日に東京ドームでタイトルマッチをしますが、試合は世界中に配信されるため日本の地上波は放映権を買う事さえできません。「世界が求めるボクサー」です。
こんなことは「にっぽんの常識」と思っていました。
しかし、私が喜んでこのポスターをアルバイトの女子大生に見せても、、、彼女らは「?」って反応です。かろうじて「ボクシングの人ですよね」ぐらいの反応があれば優秀なほうです。
「いやいや、それはあかんやろ。世界にが認める偉大な日本人ボクサーなんだから、日本人ならきちんと知っておかないとはずかしいぜ!! 場合によっては井上選手は大谷翔平以上の存在かもしれませんよ。」
と思いましたので、アルバイト女子大生にしっかり説明してあげました。
、こっちがしっかりした知識できちんと簡潔に説明してあげると、結構興味を持って聞いてくれます。
本人としても「これぐらいは知っておかなくっちゃ」って思ったのでしょう。
私が語る事のできる偉人は、芸能界やスポーツ界の人ばかりですが、それなりに聞いてもらう事が出来た人は
阪本九
とか、ですかね。
今ではMLBで日本人選手が活躍するのはあたりまえですが、その世界を切り開いてきた王選手や野茂選手の話は彼らを引き付けるものがありました。
また、現時点で全米1位のヒット曲を歌う歌手が日本から出るなんて想像できないからこそ坂本九の話が興味を引きます。
何か、大切な事を聞いているような気がするようですし、私も何か大切な事を伝えているような気がします。
職場では、こういうコミュニケーションがあれば、それでいいのではないでしょうか。
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