飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

髪色自由ノススメ

ここのところ、アルバイトの面接で大学生さんとお話する機会が増えています。

初対面の人との会話は、非常に有意義な情報元にもなりますので、ついつい話し込んでしまいます。

「相変わらずだな」と感じる話題はアルバイトの「髪色自由問題」です。

 

女子大生の皆さんは、髪色自由の職場でしか働きません。髪色自由と記入されている募集であっても「どれぐらい自由なのか?」「ほんとは自由ではないのかもしれない」などの疑いを持っています。

 

現代において、女性が髪の色を変えるなんて当たり前です。

笑い話ですが、最近20歳のアルバイトさんから

「私、プチ整形したんですけどわかりますか」と言われました。

正解は「ヒアルロン酸を入れてほうれい線を消した」です(冷や汗)

こういう人達に「髪の毛を自由に染めてはいけない」って言えますか?(笑)
ちなみにこの方の今の髪色は「黒」です。

 

話を戻しますが・・

とある募集サイト(バイトルさんですけど)

条件で絞った募集件数を調べました

 

それによると

 

フード飲食のアルバイト募集件数  54,179件

うち、条件が「髪色自由」の件数  15,846件  29.25% 

 

実に飲食のアルバイト募集件数の 7割が髪色自由ではありません。

実際に現役1年生の女子大生に聞くと

「髪色を変えていない友人はいない」

「どうせキャップをかぶっているバイトでも髪色自由ではないなんて意味がわからない」

「髪色自由じゃないアルバイトには応募しない」

 

つまり、髪色不自由にしているということは、女子大生の応募を拒絶しているということです。ここに気が付いているのでしょうか?

 

何も、「変な髪色の人を雇え」って言ってるんじゃないです。「門戸を広げて面接数を増やして、感じの良い人を採用すればいい」と言ってるんです。

 

人不足に困っている飲食店長は早くここに気が付いてください。この件は何度か書いていますが、現場ではまだまだ改善されていないようです。

 

飲食は全国で54,179件の募集案件数ですが

 

 

髪色自由の条件をいれると 15,846件になります

 

 

ちなみに当店は 髪色だけではなく、ピアス、ネイルも認めています。そうすると全体の3.25%になります。

 

100件に3件しかない「神バイト先」ってことになります。

 

6月になって女子大生さんの応募は多数でしたが、髪の色は少染めているようでしたけどおかしなアピアランスの人はいませんでした。

それどころか

みんな とってもかわいい女子大生さんでしたので選考に苦労しました。

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