飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

バイトルさんがやってきてくれました。(訪問されました)

突然、バイトルさんの営業から電話がかかってきて、「訪問したい」と言われました。特にニーズは無いとお伝えしたのですが、「会いたい」というので、「では、どうそお越しください。」となってしましました。



昼間にあれこれ話をしました。

 

アルバイトの状況についてあれこれ聞いてきましたので、なるべくわかりやすく説明してあげました。

・アルバイトは充足している

大学生だけを採用している

・バイトは全員で24人在籍している

・募集を成功させるコツと思う事

そういった事を伝えました。

 

 

私からバイトルさんに質問もしました

「なんで、ウチ(当店)に来たの?」

答「コンピューターでリストアップされたからです。多分同じ系列店でバイトルをご利用になったお店があるのかもしれません」

 

「ああ、なるほどねえ」とは思いましたが・・・・・。

 

当店の現状を聞き出すために彼が発した質問は

「大学4年生さんが6~7名卒業されるようですが、その補充で1年生の採用はどうなっていますか?」

私から

「4年生の卒業生の代わりは現3年生となります。で、3年の代わりは2年生だよね。2年生の代わりは現1年生だ。で、1年生がいなくなるので来期も1年生を採用します。4年生の代わりに1年生を採用するという発想ではない。そもそも4年生の卒業退職なんて4年前から決まっている事だから、今更対策で採用なんかしない。4年間の雇用と勤務の集大成がやってくるだけだよ。」と

言いましたが、ちんぷんかんぷんのようなので、いろいろ説明したり、卒店コンパの写真を見せたりしました。

 

話をしていて、わかった事は

バイトルさんは通常、”人材に困ったお店”としか話をしていないってことです。採用に失敗し早期退職に悩むお店です。

で。どうしたら”人材に困らないお店”になれるのか、について方法論は持っていないし、取材もしていないし、勉強もしていない。したがって解決も提案もできない。短期的な募集に成功させることしか考えていません。彼らに真のコンサルはできません。(そんなこと面と向かって言わなかったけど・・)

お話を終えて、LINEで御礼のメッセージが来たので私から下記のLINEを返しました。

■原文です

「こちらこそ、長話してすみませんでした。当店は24人のアルバイトが現在在籍していますが、新1年生時に採用して、退職を抑え4年間働いてもらって「卒店」してもらうシステムです。ひょっとするとバイトルさんを利用される飲食事業者さんにはないタイプのお店だったかもしれませんでしたね。採用したが長つづきしないお店は、それが普通と思っていらっしゃるでしょう。 しかし多くの飲食店は程度の差はありますが長期雇用を望んでおります。そしてそれに成功して軌道にのせているお店もあります。でも、成功しているお店はバイトルさんの「お客様」にはなりのくいのかもしれないですね(笑)。 しかし、目指すべき姿としてバイトルさんの営業陣が長期雇用成功店舗を認識していたなら、もっとビジネスを良い方へ展開できるような気がしましたよ。「店長!時給上げてください」もいいけど「店長!髪色自由にしましょう!」ってなる事を期待しています。」

 

バイトルさんからの返信(抜粋)

「お忙しい中、わざわざありがとうございます。
仰る通りだと思います。

御社の募集の仕方や立地面から考えると今後も月に2.3件ほどの応募が来ることが期待できます。
なので、現在は、必要ないかと思いますが、

①学生に強いバイトル
②面接率の向上
③採用前後のフォロー
などお手伝いできることは、他にもありますので、
是非今後とも宜しくお願いします。

お考えをお聞きでき、
とても勉強になりました。」

 

 

私は、「まだ、コンサルする気なのかな」と思いました。赤字にした部分は売り込みですが、、、、私には必要ありません。

 

やっぱり、飲食店長をナメているのでしょう。

 

店長のみなさん!!

業者にナメられてますよ。

地力では人を集められないと思われてますよ

彼らは成功事例を持っていませんよ

 

気づいてますか?

 

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