飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

販促活動の考え方が良かったんだと思います

阪神タイガース、今年はむっちゃ強いですね。あやかろうと思って、「佐藤輝明」のタオル貼ってますが、昨日はユニホームを10着くらい古着屋さんに買いに行きました。いつでも応援体制になれます。

甲子園が近いということで、積極的に阪神タイガースとコラボさせていくとか、販促活動っていろいろあります。企業だったらホンマはやってはいけないような事も「地元個人店」ってこで許してもらったりして・・。関学とか報徳学園の応援体制を引いたこともあります。

 

お店の販促活動については、まず「何を目指すか」を考えました。もちろん売上げを成果として求めるのですが、その戦略的な取り決めです。当店としてのキーワードは

・味とサービスで勝負

・安すぎず、高すぎず

・地元感を重視

・リピーターをより大切に

・オンライン、SNSの活用

・ファミリー&若者を意識

 

ですかね。

でも、こういう戦略や戦術が相反しないかが成功のカギだと思います。

たとえば「当店のインスタフォローしたら〇〇無料」とかのキャンペーンは SNS活用の典型ではありますが、お店に初めて来てくれる方もサービスを受ける事ができますので、リピーター重視という視点からすこしズレます。そんな屁理屈を考えてしまうんですよ。

当店では、メルマガとライン公式アカウントを実施していますが、どちらも併用可能です。クーポンの内容はそれぞれ違います。誕生日には、コース1人前プレゼントを「はがき」でお知らせします。住所を含む個人情報を教えていただいているから、ハガキが送れます。リピーターの方が、少しだけ主体性を発揮して、メルマガやラインアカウントに参加したりして、お店の作ったシステムにに近づいてきていただけば、どんどんサービスを受けたり、ポイントがたまったり、安くなったりします。お安い商品や、キャンペーンの情報も「会員情報」にだします。こういった方法がリピーター重視っていう事になると思っています。何度もきてくれているのに会員になりたくない人もいらっしゃいますので、完璧ではありませんが。

隣のお店がチェーン居酒屋で「生ビール含み全ドリンク280円」でしたので、まともに価格競争していては勝ち目が無いので、「すこし高い店に見えるリスク」を覚悟しならが、この戦略を実行してきました。

まだ、完成はしていませんが、感染騒動の中、会員さんやリピーターを大事にしていてよかったと思います。今のところ会員さんやSNS上の「ともだち」とのコミュニケーションラインが生き残るカギだと感じています。

浮動票は取れませんね。