スポットワーク市場に上場企業が参入してきました。
これからは「メルカリハロ」とか「LINEスキマニ」とかそれぞれの名前をつけて
スポットワークの紹介をしてくれます。
LINE社はすでに2100万人の会員がいるので、すぐに巨大なサイトになりますし、
メルカリもそうです。
リクルート社など既存アルバイト応募サイトもスポットワークに参入していますから、これからは「タイミー一択」ではなくなります。
私がこういう現状に対して期待することは
これらの上場企業はスタートアップ企業とちがって「より重い社会的責任」を負いますので、
「うそ、とか まぎらわしい広告が出せない」はずですし、
「きちんとした分析と戦略を実行してくれるはずだ」ということです。
例えばこのような広告は採用コストが安いかのように見えますが
「うそ」または「まぎらわしい」広告です。
1時間につき30%の手数料を取っているのですから「コストは高くつく」のですから。
また、これらの広告は、「とぶ」という社会的に不適切な表現であったり
「代わりを探さないと休めない」という労働者の権利を侵害しかねない事を助長する表現です。
こういった、コンプライアンスに抵触しかねない活動は一流上場企業はできないと思います。
このスポットワーク市場について上場企業が相ついで参入する事を通じて
「スタートアップ企業だから」という甘やかしが横行した状態から、ちゃんとした業界になって、ワーカーさんにも、事業者さんにも冷静で正しい情報が伝わる事を期待します。
上場企業のみなさんには、スポットワークとは何なのか、誰がどう利用すれば社会的に貢献できるのか、正しい事業として成立させるにはどうするのか?等、本質的に議論してほしいのです。
スポットワークは日本に必要な業態です。必要な人に使ってほしい。
ですから業者側も正しく、論理的かつ倫理観をもって運用してほしいのです。
しかし、適さない業界の人は、
早く手を引いて、アルバイトを常用雇用するスキルを学んでください。
ぼちぼち、そういう日が近づいています。
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