飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

魅力的な環境:長期戦力となるアルバイトスタッフの募集戦略

 

 

2024年のアルバイトスタッフの募集に本腰を入れる事にしました。

告知ポスターを新しいものにして、サイズも大きく目立つようにします。

インスタやFacebookにも投稿します。

告知物にはエアワークさんのQRが印刷されていますので

応募者は24時間応募可能です。

 

で、、、、、その他は特に何もしません。

 

 

募集強化といってもやる事はこれくらいで、

あとは現役アルバイトさんに

「誰かおらんか?」と、聞くくらいです。

 

5〜6人採用する予定ですが、

一度に応募されても、育成できませんので

細く長く、半年くらいで確保したいですね。

計算上は月に1人くらい採用するペースが理想です。

 

「ペースが遅くなるのは構わないが

早くなるのは困る」

 

といえば、意外に思われるかもしれません。

 

リクルート広告の業者さんは「コストをかけてでも、早めに確保すべき」

と言うでしょうが

育成の観点からみれば、マチガイです。

少なく雇って確実に育てるほうが良いにきまっています。

 

採用させることしか考えていない業者さんのいいなりになってはいけません。

 

ゆっくり雇うことのメリットは多くあります。

  コストが下がる事

  育成が丁寧になること

  お店が不安定にならない事

  などです。

 

その反面リスクに感じることはなにかといえば

  良い人が他に取られてしまう事

  採用が遅れて人手不足になる事

 

などですかね。

 

まず、良い人って沢山いますから安心してください。

地域住民の大半を採用するわけではないのです。

ほんの数人ですからね。

 

また、新人採用が遅れて人手不足に陥る危険があるならば

そもそもの考え方を修正しましょう。

 

新人さんが戦力になるのは秋から年末くらいと考えて計画をねってください。

新人さんが入ってきた瞬間から、負荷のかかる業務を与えたら

やっぱり辞める人も出てきます。

 

最初は無理のない仕事から始めて、徐々に重要な仕事を教えましょう。

私は半年は育成期間だと思っていて、

ちゃんとした生産性が確保できるまでに無理させてはいけないと考えています。

6ヶ月くらいは「半人前」って扱いをしてあげてください。

それくらいが、お互いの為です。

 

ちゃんと育てば

卒業まで3年以上、しっかり働いてくれるし、後輩の面倒もみみてくれます。

3年以上戦力として稼働してくれて、特別なトレーニング時間も必要ないのですから

働きに応じて

時給を上げたり

ユニホームを複数枚支給したり

宴会をしたりしても

もったいなくないです。むしろ安い。

 

 

とにかく、焦らないて良い環境をつくって

計画的に、丁寧に育成する事です。

 

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