飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

募集時給変更の考慮

アルバイトの募集時給を変更しました。

時給が高くてもお店の雰囲気が悪かったらダメですけどね

「アルバイトの募集時給って何円だったらいいんだろうか?」と悩んでしましました。

通常なら、現在の募集時給に10円ずつ足していったらいいのかな、ぐらいの感じですけど、都道府県の最低時給が、毎回めっちゃ上がるし、社会は人手不足を煽るし、スキマバイト業界も進出してきているので、そんな悠長なことを言ってられない感じなのです。

 

あれこれ考えた末、「募集時給って周辺の同業者さんたちとの比較によってきまるんじゃないかな」と思いました。

しかし素晴らしい職場環境を作っても、まだ働いてない人にはわかりません。

事業所も募集案内にはそこそこの待遇を書いていますので、そこで目立つ事も不可能です。

 

そこで、考え方を変えて 個人事業主として応募者からどう見られたいのか?を考えることにしました。そこで得た答えは「近隣のチェーン飲食店より20円くらい高い感じにしたい。」ということでした。

 

チェーン店は福利厚生もしっかりしており、信頼感もあります。もし大きな問題があったら本社に言えばいいのです。

しかし個人店は、当たりはずれがあっても文句を言う本社もなく不安定に見えるでしょう。その個人店がチェーン店より安い時給設定をしていたら、人を大切に扱うお店には見えないと思ったのです。

 

ですから、近隣のチェーン店を見て(歩いて行ける範囲でいいです)そこよりちょっと高くすることにしたのです。

いざ、近隣のチェーン店を見て歩くと、、、募集時給は割と高くなっていました。都道府県最低時給でやっているお店なんかなかったです。

ですから、わたしのお店も少し募集時給を上げました。

募集時給が少し上がっても、使う時間数をコントロールすればそれほど負担にはなりません。

時給1000円の人を1時間使うのを我慢すれば、50時間分の時給を20円UPできますから。

 

要は見え方の問題です。

 

で、時給を少し上げたら、いきなり応募が5人ありました。まだ面接できていませんが、「こんなもんだなあ」と思いましたわ。

 

エアワークさんとか、食べログ求人さんとか、無料の募集サイトは募集時給変更なんて一瞬でできるので簡単です。

 

私はここ数年、募集費用をつかっていませんので、時給アップぐらいは問題ないでしょう

仮に募集費用に50000円使ったら・・・・

50000円あれば 1000時間分の時給を50円アップできます。

1000時間といえば数か月分のアルバイト代です。

有料募集広告を出す前に募集時給を考えてみましょう

こっちのほうがお金の使い方として有効ですね。

 

むやみやたらに時給を上げて、一気に引き付けようとするのではなく、

応募する側に「門前払い」されない程度な金額にしておくって感じだと思います。

 

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