飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

有望新人獲得のチャンスです

7月に入って、宝塚市ではQR決済3社のコラボで「イコーよ!お買い物に♪宝塚で!キャぺーン」が実施されています。

 

paypay・auPAY・d払いで各5000円上限で20%ポイント還元されます。

1人5,000円と考えれば、夕食でお酒を飲んで焼肉食べるにはちょうどいい金額です。

4人でご来店されて、割り勘で全員OR決済とかいう猛者もいてます。

 

なんにせよ、この期間は開店直後の5時台から6時台のお客様が増えます。出足が早くなるのです。

 

今は、ちょうど先月採用した新人1回生のアルバイトさんたちが、研修期間を終えて普通のシフトに入ってくる時期です。

 

平日の早めの時間は、通常お店はスローな状態ですから、いろいろ質問や疑問に答えたりする時間につかってみようと思って新人を起用するのですが、このキャンペーンと重なって、予想外に忙しくなっています。

 

昨日は「ホールに4回目の新人1人でお客様が4組」という事態になりました。

 

予約が重なった段階で、もう一人のアルバイトさんを早めに呼び出して備えましたが、20分くらいは新人と私でがんばらないといけない感じでした。

 

今年新人のAさんは、話好きで、頭の良さそうな人ですが、本当に優秀でした。わからない事が多い中で、お客様に対して自分のできる範囲でベストなパフォーマンスを出してくれていました。ピンチがピンチではなかった。

 

「修羅場をくぐらせる」ことによって、本質的な性格や能力がある程度判定できます。

Aさんは修羅場をくぐらせるには 少し早すぎましたが、結果として「満点回答」の人物でした。4回目でもう普通に使えそうです。

もちろん面接の時から「やってくれそうだな」とは思っていましたが、現実が伴ってくるとものすごく嬉しいです。大事に大胆に育てていこうと思います。

 

以前のブログにも書きましたが、

飲食チェーンにおけるセルフオーダー化、配膳ロボット導入などの急速なDX化によって、これまでサービス業務に従事していた人材が行き場を失っているのではないでしょうか。だから我々自営業のお店に、より優秀な人材が入ってきているような気がしてならないのです。

 

今年採用のアルバイトさんたちは、サービス適性が高く、仕事の覚えが早いです。これは間違いない事実です。

 

DX化に踏み込んでいないお店の店長さんは、少し募集時給を見直してサービスパーソンの採用活動を強化してみてください。

きっと予想外の成果が出ると思います。

 

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