飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

夜はダメか

今週のお題「怖い話」

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怖い話といってもいろんな方向性がある


このブログはビジネスに関する話だから

やっぱり怖いこととして商売のリスクを

書くべきですね

 

最近の売り上げを軽く分析してみました

感染騒動で緊急事態宣言がでた4月が

一番悪くてお話にならない

 

その後5月以降

徐々に上がってきて

8月は 

いまのところほぼ元に戻った感じがします

 

8月になって何がよくなったかというと

21時以降の売り上げです

 

緊急事態宣言、

「夜の街」へのバッシング

東京都がなぜか20時までの営業を要求する等

(いまでも営業時間を短縮したら飛沫感染

 抑えられる根拠は、私には理解できない)

 

世間には、

8時以降に出歩くことに対する嫌悪感が

出来たように思います

 

緊急事態宣言が解除されても

当店の隣の隣の 王将さんは 

閉店時間を2時間早めて9時にはお店を

閉めておられます

 

その2時間の売り上げを

違う時間帯で代替的に

得ることはほぼ不可能です

客層が違う・・・

 

でも、

当店において、

たしかに6,7月は夜9時以降のご来店は

無かったです

 

ほんとうに、今後、

夜の売り上げは

なくなるのか?

もしなくなるならば、改善は不可能・・・・

 

9時以降の営業を続けて、

空振りを繰り返すか

さっさと営業時間を短縮して

経費の流出を抑えるのか・・

 

も少し突っ込んで言うと

「新しい生活様式」なるものは

市民生活にどこまで反映されるのか・・

 

このあたりが、

いま飲食店経営者のアタマを

悩ませているんじゃないですかね

 

とにかく 答えがないですから・・・

自らの思考や判断、

センスに頼るしかないのですからね

 

私は

従来通り23時30分ラストオーダーで

やり続ける事を選びました

 

合理的な理由はありません

 

ただ、

夜飲食のニーズはなくならないだろう

という希望と

「何時までやってますか」という問い合わせ

電話が多かった事が 根拠です

 

21時以降のご来店は

6月、7月は

ほとんど来店がない中 

意地で

の看板を

点灯し続けました

バイトさんにも、いてもらいました

「なんで開けてんのか」自問自答の日々です

 

でも

8月になって 毎日21時以降のご来店が

最低1組はあります半月で20件になりました

ちょっと光明がみえたかな

 

世の中の変化に敏感になるのもいいですが

自分の商売を危機に追い込むほうへ

舵をとらないように

勇気を持つことも必要だと思います

 

上手くいかない理由を何個聞いても、

いいアクションはでません