飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

NET予約盛況

 

トリキマラソンはじまりました。

そりゃそうなりますわ

当店も今月6組28人の予約が入ってます

昨日もお客様からお電話いただいて

「今度の土曜日に利用したいんですが、

予約サイトが閉じられています。

開けないんですか」と言われました。

土日は通常は競馬もあるし電話予約も多い

からNETの即予約(こちらから返信しない予約)

は止めてたんです。

 

こりゃ開けないかんな、と思う・・・・

 

平日は当日15時締切なのですが

土日は電話予約とNET予約で席数以上の予約を

とってしまうミスが起こりやすいので

NETは前日締め切りにして開けることにしました

 

すると、土日に5人様お予約が入りました

電話してきた方と思います

5人で利用したら5000ポイント(円)が

後日付与されます。

そりゃ、普通の経済感覚の人はNET予約しますね

オレも お客さんだったらそうする

予約が増えるんだから、飲食店にとってもメリット

はある

 

ただ、2つ疑問が・・・

ひとつは ほんとに消費を喚起してるのかな?

もうひとつは

農林水産省主管のキャンペーンで

産地の方にメリットを出すのか最終目的と聞きましたが

達成されるのかな?

です

 

NET予約は増えていますが、MET予約しなくてもご来店

いただけるお客様だったんじゃないか、とも思います。

グルメサイトを使うことによって、飲食店利用実績の

ある人にクーポンを配布することができるので、

メリットはあるのかもしれん。

でもこれは消費を喚起しているのかな?

 

また、飲食店のお客様を増やし、産地を潤わせるための

資金(予算)をグルメサイトに持っていかれて

ませんかね。グルメサイトが1000ポイントを付与

していますがこれは政府から金が出ます。

そのかわり紹介手数料は1人200円(最大)

飲食店からグルメサイトに支払われます

 

確実にもうかってるのはグルメサイトですね。

 

これはちょっとちゃうんちゃうかなあ

 

9月18日に「わからん事始まった」で言いましたが

なんか違うような気がするんですよ

 

飲食店はやり方次第で儲かるかもしれませんが

産地の方が潤うまでは

相当な時間がかかるんとちゃうかな

 

そもそも

グーグル、インスタ、ツイッター、ライン、

フェイスブックで 

情報を自由に発信できる時代に

グルメサイトで情報を得る必要はなくなってきてるし

飲食店もグルメサイトを使わないと集客できないとは

考えてないでしょ。

だから

グルメサイトはだんだん、下火になってくる業種かな

と思ってました

 

でも、ポイント付与しやすいからという理由で

政府が支援したら、

グルメサイトさんが勢いづくじゃないですか

本来の使命が終わりかけているビジネスが

不自然に復活したら、、、

悲惨な終わり方になるんじゃないかな

 

そこは心配