飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

優秀な女性マネージャー

菅内閣に女性閣僚が少ないとか、

言われてますが

飲食業は昔からマネージャー陣に

女性の活躍がある職場じゃないかな、

と思います。

 

私が過去、一緒に仕事をした女性マネージャー

・・・もっともお世話になっているのは

妻ですが、妻の話はほかの機会として・・・

 

副店長として私と2年近く働いたMさん・・・

タフでした。前日遅く、

当日早く出てくる日が

あっても。

きっちりお化粧ができててるんです

男女両方からリーダーとして認められていましたね

この人は絶対俺より睡眠時間少ないな、

と思ってました

 

私があえてやらないような

「友人のようなコミュニケーション」が

とれる人でした。 

イメージは「アネゴ」ですな

私が「おやっさん」なんで、ちょうどよかった

です。

ただ両方が豪快なので、そうとう

おもろい職場だったとおもいますがね。

 

アルバイトのマネージャーだったKさんも印象深い。

ある男性社員が資材の発注と管理を担当していたのですが

あまりにも杜撰な仕事ぶりで、月に50件くらい

資材ショートや過剰発注があり、そのたびに

ほかのお店から移動して分けてもらったり破棄したり

大変でした。

彼は出勤したら資材の手当てばっかり

やってるんで、お店も不安定・・・

そこで普通の女の子だったKさんに担当を変わって

もらいました。

Kさんは初めての担当だったのですが

なんせ月に1千万円近く注文するので、重責です。

少し時間をとって発注、資材管理についてやってほしい

事を伝えました。その中で一番のポイントは

倉庫スペースをチェックして

誰よりも先に資材の過不足に気付いてほしい

と、いうことです。

担当者がいない日に、「あれが無い。これが無い」

ってなるのは 信頼を失う事になるからです

 

で、しばらくすると 資材を移動する件数がゼロ

になりました

彼女は自分が休む日の前に倉庫をチェックして

ほかのマネージャーに資材の注意点と

「こうなったらこうしてください」と

指示をだしていました。

 

携帯電話もない時代なので

これが、最善の方法です。

 

しかも、彼女のすばらしさは、

しんどそうな顔しない事です

口数の多くない人でしたが、

私にはいつも通りに働いているように見えて

ましたが 生産性は大きく上げてました

 

恐るべしアルバイトやな と思った

 

新入社員で入ってきたSさんの話とか

早出勤務のMさんとか

すごい主婦の方とか

エピソードはたくさんあるので

折を見て書きたいと思いますね