飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

客引き(呼び込み)

手前味噌な話ですが

 

フェイスブックで、

とある本の広告的な文章に

店頭での客引き(呼び込み)について書いてあったので

反射的に投稿したら、全然知らない人から

反応がありました。

 

投稿は短文だったので、

「もうすこし言いたいことがあったんだけどなあ」

と思ってしまいました

いまさら同じサイトに投稿したら、ご迷惑が

かかるかもしれないのブログに書きます。

 

居酒屋の客引きって、いろんなシーンで

見られますが、お客様にあんまりよい印象が無い

場合もあります

 

でも、店の経営者からしたら、

「お店の中にいて何もしてないんだったら、

外からお客さんを引っ張ってこいや!」

と思うし、実際こういう感じで 店外に

放り出されるケースもある

 

客引き(呼び込み)は

売り上げを獲得するための手段です

上手くやれば効果を出す事ができる!

だから、経営者がその狙いや、

効果測定の方法を説明できる

必要があります


その瞬間「お店の顔」となる行為ですから

人選も重要でしょう

だから

ほかにやり方が思いつかないから、とか

根性論や懲罰として行ってはいけない

 

当店も客引きをする時があります

代表的なケースは阪神競馬実施日ですね

最終レースが終わったらおびただしい数の

群衆が競馬場から出てきます。

 

ただ、当店の30mくらい手前の交差点を

曲がって駅に向かうので、当店の前の人通り

はまばらなんです。

最初は旗を立てたりして目立つようにしました

が、効果なし。

一番効果があるのは、

従業員に外に立ってもらって、

手を振ったりして、呼び込むと、

食事したいのに店が見つからない人が

寄ってきます

これは効果ありました

出てる従業員が若くてかわいいのも

一因とは思いますけどね

 

すぐそこにいる群衆から数組ひぱってくるだけ

なので、ハードルも低いし、

1~2組入ってきたら あとはそれを見て

入ってくるので、

出るのを嫌がる従業員もいません。

 

戦略、戦術、目標が明確ならば

従業員は、はりきって仕事してくれるでしょう

目標が明確ならば、効果がなかったときに

中止する判断もつきます

 

目的は「売上を得る」ためなんですが、

懲罰的だったり、

場当たり的だったりする事がある。


戦略、戦術がなく、

ターゲットさえ明確でない

ときもある。

 

すると、元気のない呼び込みや

ただ、立ってるだけの客引きがでてきます


店頭に、こんな人を立たせてたら

お客さんなんか入ってこないですよ

 

人は、仕事の理由を理解しないと

本当の実力は発揮しませんしねえ