飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

退職するケース

手前味噌な話ですが

レーニングが上手くいってない事が

わかりました。

見てて「あかんかな」とは思っていたのですが

・・・・・・

 

9月に通常人数プラス新人という形式で働き

だして、10月から通常人数の中に入って働き

始めたMさんがいます

 

一見、普通にホール係をしているようですが

行動を真似ているだけで、

その行動の意味がわからないので

指示待ちになることが明確になりました

 

例えば

お客様がご来店されたら

お席にご案内するのですが、

その段階でMさんは困っていました

 

実は当店の方針は

「お客様の座りたい席に座っていただく」

です。

テーブルは

広い席、狭い席

横並びにしか座れない席、

テレビのある席、無い席など

条件が違います。

 

その条件をホール係が必要に応じて

説明して、お客様に選択いただくのが

ベターだと思っています

例えば

座ってからテレビを消すお客様がいます。

だったら

テレビのない席に誘導できなかったのかな

と思います。

常にお客様のお気に召すままにサービスを

作り上げたいのですよ・・

予約が多かったらそうもいいかないので

これは ルールではなく 「考え方」

ということになります

 

 

でもMさんは トレーニー期間中に

そういう説明をされなかったのか・・・

うまく誘導できません。

目で私たちに助けを求めてきます。

 

先月、数回働いて、わかってると思うんですが

上手く行動に結びついてない・・

 

しかたないですけどね

 

だれでも新人は 

ルールを学ぼうとします

どういう行動をしたらいいのかを

身につけようとしますが

 

ほんとうは

「なぜ、そうするのか」

等の「考え方」・・・・

その行為の目的はなにか?を理解してほしいん

ですねええ

 

でも、動き方がわからないのに

「考え方」だけ理解せよ、っていっても

不安だし、「難しい」と感じてしまうものですから

まずは動き方を教えながら

考え方を説明していくのですが

人によって

「考え方」が全然頭にはいらない人っていますねん。

 

どういうタイプかは

レーニングされているときの状況をみれば

だいたいわかります。

 

でも、ほったらかしにしておくと

いつまでもなおらないので

どこかで時間をとって話をします

 

ちんぷんかんぷんな人と話をするのは

たいへんですが

完全にOFF THE JOB にして話してみると

動きが変わる人がほとんどです

 

まれに

理解に至らない人がいます

結局 仕事がつらくなって

あんまり仕事にこなくなったり

やめちゃったりします

 

相当、注意して育成してますが

やっぱりこういうケースはあります


我々もまだまだ

力不足ですねー