「ビジネス上、需要の無い事は、してはいけない。」
私のポリシーのひとつです。
人材育成についていえば・・・・
「人材育成は正しい行為である」と思っている人がいました。
人に何かを教えてあげる事は尊い行為ではあります。しかし、例えば、明日辞める人に新しい事を教える必要はないでしょう。
教える側にも限られた時間しかないのですから、成果につながらない人にトレーニングするために時間を取る必要はない。
それはビジネス上「悪行」ですから。
「えらいドライな言い方するなあ」と思われるかもしれません。
「不要な事をすれば、必要な事をする時間が無くなる」
これも真理です。
お客様から問い合わせやクレームのような事があったら、これは実行が必要な事です。これに対応しなければビジネスではなくなる。
人が不足しているから休日出勤するのも ビジネス上必要な事です。
実行しないわけにはいかないのです。
但しこれらに漠然と対応しているなら将来の成果につながるような行為ではない。ビジネスの成長に対しては「不必要な事」ともいえるのです。
つまり、ビジネス上必要な事をこなしながら、将来の成功につながるような行為を積み重ねていく事になるように仕組んでいけたら最高です。
どう考えても、成長と無縁な用事は削減する。
同じようなクレームが起こるなら、そのクレームが起こらないように配置やルールを変えるとか、同じような失敗が起こるならその仕事自体を削減するとか、、です。
とにかく、必要な事を必要な人にトレーニング出来ている環境、状況をつくりつづけること、コレしかないです。勝つためには。