飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

人手不足を回避したいなら

一部のニュースで「人手不足」が叫ばれているようです。

 

毎度のことですが、こういう報道はとても薄っぺらっくて、リクルート業者からリベートもらって報道してるんじゃないか?と思うほどです。

 

ニュース映像

人手不足になる原因は大きく分けて3つです

 

1、必要な人材が予測できない時に辞めてしまって新人育成が間に合わない

2、人材が必要になる時期が予測できていたにも関わらず、

  準備ができなくて新人育成が間に合わない

3、人材がいつ必要になるのか考えてなかったから、育成なんかできない

 

つまり、「育成が間に合わない」から人手不足になります。

 

育成をプランするきっかけは 退職発生か事業拡大です。

 



しかし、マスコミは薄っぺらいので

「人手不足=募集・採用の不調」としか報道しないのです。

 

今、不況で閉店してしまったお店が多くて「仕事が足りない」のにも関わらず 募集や採用が不調で人手不足になっているという、ねじれた論理しか構築できていない。

 

そうではなくて、「感染騒動中に 人材育成を展開できなかったから、

今、使える人材がいなくて困っている」ってことなんじゃないでしょうか?

 

そういう「冴えた目線」の報道が必要ですが、そうはなってない。

 

飲食店をはじめた皆さんは、こういう薄っぺらい報道に騙されず、自店舗の育成システムを見直す事をお勧めします。

 

売上げが極めて低調だったときは、協力金で生き延びてきましたが、その副作用として、「人材育成の停滞」がおこる事はカンタンに予測できます。

 

売上げは元に戻ってないのに、人手不足を感じるってことはありませんか?その理由はここ2年間の人材育成にあります。

 

冷静になれば解決策が見えてきます。

 

 

 

なのに、マスコミとかお役所は 求人メディアの格付けをするそうです。トラブルを避けるためだそうですけど・・・

 

ほんとうに人手不足なんだったら、ブラック企業を辞めても他の企業ですぐ働けるはずだから、求人媒体の格付けなんか不要ですけどね。

 

ひとつのニュースの中ですでに矛盾している・・・ 薄っぺら。

 

人材の不足を感じているなら、まず既存メンバーの育成と退職予防、福利厚生に勤めましょう。そういうアクションが先です。

まず「退職時期」をコントロールできたら、採用計画を立てましょう。

 

っていうか「退職時期」を把握していないと、育成を目的とした採用計画なんか立たないですね。

 

何人採用しても、育成に失敗したら、いつまでも人手不足なんだから、