1月も終わり2月になると、
飲食店では(だけでもないけど)4月から卒業などで新しい進路に進む人が多くなって、一時的に人不足になるのではないか?という心配がでてきます。
業者の皆さんもそのニーズを嗅ぎ取っていて、ネット上にも採用サポートの広告がたくさん出ています。
っていうか「出過ぎ」「煽りすぎ」ですわ。
広告コピーをご紹介しますと・・
コックさんの画像で「新規出店したいのに店長が足りない・・」
「飲食店さん必見!採用のお悩み解決します!!」
「飲食店の人手不足はタイミーで解決」
「アルバイト・パート採用時のノウハウを徹底解説!」
「急募で求人するなら・・・これだわ!」
インスタを10枚くらい繰ったら、すぐにこれだけ出てきました。ほとんどの募集サイトが”飲食店”を名指しです。
需要があるからビジネスがある、と考えると・・・こういう悩みを企業さんに相談している飲食店がおおいんでしょうねええ。
でも、ちょっとまってほしい。
ここに出てくる問題点(人材不足)の解決策が「採用活動」なのかどうかを吟味する必要がある。
例えば、
・店長候補がいなければ出店してはいけません。店長候補は現有社員の中からえらぶべきですから、そもそも新規採用は関係ありません。
・採用のお悩み解決する前に、退職抑制の悩みを解決しないといけない。人材管理全般の中の「採用」だけのお悩みに答えるって意味の無いコンサルの典型
・日雇いバイトの専門サイトが飲食店の人手不足を解決できるわけがない。人がいないから高いお金を払って日雇いサイトで定着しない労働力を買わなければならない・・・・・この現状が問題なのだから。
・3月に急募するんじゃ話にならない。4月に卒業者が出るのは以前からわかっているのだから。
こんなふうに、論理矛盾しているのです。
こういう業者さんのお世話になってはいけない、とは思いませんが、
上手にコントロールできているお店はこういう広告には関心が無い。疑問さえ感じる。
こういう広告を見て、ココロが惹かれる人は、もういちど自分のお店について冷静に分析してみてください。
どうしていいかわからない方は私にご相談ください。本気です。