昨年10月から不定期連続していた「仁川ラーメン戦争」についていったん完結させます。
結局は大きな闘争にはならず、老舗の「S」の営業に何の影響もでなかったようです。
新店のほうは営業時間も短いし、味は次郎系で個性的だし、価格も高いので、しばらくの間、集客の苦労するみたいです。グランドオープン時には行列ができましたが、それも収まり、ここからが本当の勝負です。
じつは、もともと新店と老舗の「S」の経営者は友人関係にあり、タイプの違うラーメンを売る事が条件でグランドオープンし、厳しいビジネス戦争はしないことになっていたようで、拍子抜けしました。
私が新店側だったら、もっといろんな事をしたと思います。
老舗の「S」は来店客が多いので、回転数を高めるためか、居住性が良くないし、女性客は少ない。それが特徴であり売上げを支える理念なのですが、同時にウイークポイントでもあるわけです。
次郎系ラーメンが食べたい人もいるでしょう。
具体的な戦術は書きませんが、できる事はたくさんあります。
しかし、新店サイドは味の改善にこだわっているようです。それも大切ですが、もっとできることあるのになあ・・・。
一方、老舗の「S」は、今から考えると「やるべきこと」をやっていました。昨年の夏ごろ、数日お休みして店内を改装。
カウンターテーブルやエアコンを新しくして、厨房の壁とかも綺麗にしていました(イメージは変えてません)。ダクトも変えたのでしょうか、、、冬になると寒いぐらいですが、清潔感が増しています感染対策上もダクトによる換気の強化は大切です。
その後ラーメンは値上がりしましたが、相変わらずたくさんのお客様でにぎわっています。
設備、プライス、感染対策等、抜け目のないアクションですね。
どうやら、老舗の「S」が横砂相撲を展開しているのを見せつけられているようです。
新店には「チャレンジャー」精神を発揮してもらいたいなあ、と思いますが、いまのところ動く気配はありません。
私は次郎系ラーメンが好きなので、頑張ってほしいが、初戦の軍配は老舗にあがりましたね。
今日も老舗は大繁盛