飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

「そこまでせんでええやろ」ってなる

 

本日、歯医者さんに行ってきました。

 

この歯医者さんは、先日までスリッパは不織布製の使い捨てのものを使っていましたが、最近、使いまわしの普通のスリッパに戻しました。

不織布スリッパ

 

感染騒動時は「他人の履いたスリッパなんて使いたくない」と思う人も多かったのかもしれません。だからか”不織布製使い捨てスリッパ”だったんでしょう。

 

でも、そろそろ

「そこまでせんでもええやろ」って事になってます。

 

そもそもこの不織布製使い捨てスリッパは履きにくいので、困っておりました。良かったと思います。

昨今、使いにくいモノ(不要なシステム)を感染予防だから、という理由でつかっていることはありませんか?

 

夫婦間のアクリル板、炎天下のマスクとか

 

これからの世の中に

「そこまでせんでもええやろ」とか

「そんなこと、もうええやろ」の波が

そろそろおこってくるのは間違いない。

 

例えば、巷に現れた冷凍食品の自販機。通常自販機で売ってないような料理をあつかってます。ここ3年で珍しい自販機いっぱいみました。ラーメンとか中華料理とか。

中華の自販機



 

でも、絶対お店で食べたほうが安くてうまいでしょう

 

「なんで自販機でかわなあかんねん」と思いますわ。誰でも。

 

ウーバーイーツとか出前館とかも大丈夫でしょうか。

 

お店に行って食べたり、買ったりすれば ”熱々”の料理なのですが、

出前してもらうと、たとえばハンバーガーは冷めるし味も変わります。さらに値段はお店で買うより高い。

だったらそもそもテイクアウトで買われる事を前提とした食品を買ったほうが良いでしょう。コンビニのサンドイッチとかです。

 

デリバリーシステムは”熱々”のモノを出前しているようなイメージにしてますけど、そうじゃないですからね。

 

医療機関においても、法的な根拠がなくなれば、検温とか検疫的な事もやらなくなるでしょう。彼らは税金からの収入が主なので、政府方針に従うことが大切ですから。

 

すごいスピードで社会全体が感染症対策体制になりましたが、

最近じわじわですが確実に元に戻ってきています。

 

評論家たちは「そう簡単に元に戻らない」とか言ってますが、もうすでに気が付かないうちに、じわじわ戻っているのです。

 

同調圧力がこれまでと逆にはたらくかもしれません。

 

人間は面倒な事を避けますから。

 

歯医者さんのスリッパを見て、「やっぱりみんな元に戻したがってるんだな」と感じました。スリッパの変更について誰も文句を言ってなかったです。気が付てはいると思いますが再確認したりする人もいなかったです。

 

不便でしたから。