深夜に利用すると、たいてい白髪の男性従業員さんがおられます。
この方は言葉使いが丁寧なので、こちらも丁寧に答えてしまいます。
元気が良くて、声に抑揚があって、お辞儀が90度です。
「ぺっこり90度」のおじさんと呼んでいます。
とにかく、深夜のコンビニでめったに出会う事のない「接客」をされます。
この人をみてから、お辞儀をしっかり深くすることがどれだけ良いことなのか、思い知りました。
オーナーさんなのか、従業員さんなのかはわかりませんが、いつもユニホームではない服を着ていて、特別なマークの入った名札をつけています。
この方の接客は いわゆる「普通の接客」です。なれなれしいコミュニケーションをとってくるわけでもありません。
「レジ袋はお使いになりますか?」
「どうもありがとうございます。お気をつけて」
ぐらいの感じですが、
なぜ、こんなにも感じが良いのでしょうか。
お辞儀をしっかりしている事もその理由ではありますが、
やはり「心がこもっている」ってことでしょう。
よく考えたら、深夜のコンビニには、普通じゃない接客が多すぎるのかもしれません。
客側にも問題があるのかもしれませんね。
とにかく、この人をしばらく師匠として、
何度も通いたいと思います。