難波の道具屋筋(東京でいう合羽橋みたいな場所)で、店舗用の前掛けをとかを買いに行きました。
通りかかった居酒屋さんが日本酒の「豪快」の文字がデザインされた前掛けをディスプレーに使っていました。当店も「豪快」を扱っています。
「ちょうどいいサイズだなあ」と思って、翌日酒屋さんを通じてメーカーさんに問い合わせていただきました。
するとその翌日メーカーさんから電話がかかってきました。
メーカーさんはすこしいぶかしげに「何枚必要ですか?」と聞いてきたので、私は「何枚ならだせるのですか」と聞いたら「5~6枚」ってことでした。
ですから「じゃ5枚でいいですよ」って言いました。
でも、その後(このままじゃ真意が誤解されたままで終わってしまう。)と、危機感を覚えたので、もうすこしお話をすることにしました。
「そもそもウチはホールの女のコは20人います。ですから御社の前掛け5枚では足りないのですよ」
「ハイボール告知とか、レモンサワー告知とかのTシャツとか神泡超達人用の前掛けとか、いろんな物をいただいていますが、すべてアルバイトさんに配っています。シャツなんかは一人が何枚かもっているけど、洗い替えにもなるし、いろんな色が着用できるって楽しいから『退職予防』にもなってると思うねんなあ」
「いろんな色のユニホームがあると華やでいいで。タイガースユニホーム着用キャンペーンで気がついたわ」
「神泡超達人は生ビールのブランド告知だし、私のお店は宝塚市で唯一の”超”達人店だから、サントリーさんもグッズについては協力的でWIN-WINになってます」
なんてことを言いましたら
「じゃあ10枚ってことに」と、なりました。
言うてみるもんですね。
おそらく、最初、「豪快」のメーカーさんは(すこしでもコストを浮かせたいから言ってきてるんだろう)と思っていたのでしょう。ですから、やや警戒気味に枚数を決めてきました。
で、私が「真の目的」を理解していただくように、一生懸命説明したら、気が変わったのではないでしょうか。
もちろんコストカットは目的の一つではありますが、「良い従業員を得て、お客様に愛されるお店を作るために使いたいのです」と言う事が理解していただけたと思います。
どうせ、一緒に働くなら、協力業者さんにも「こころざし高い店」と思っていただきたいものですし、こころざし高い業者さんと働きたいものです。