飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

宝塚で「一番おいしいプレモルを売る店」になりました

先週から、火曜日・金曜日を「プレミアムモルツ”神泡”デー」とすることにしました。当日はプレモルご注文のお客様に、肉ポン酢かもつ味噌煮込みのどちらかをハーフサイズでプレゼントします。

 

こういうプロモーションを実行するに至ってはいろんな事情があります。全部を細かくは書けませんが、その一端を書きます。

 

当店は8月に「プレミアムモルツ神泡”超”達人店」に認定されました。”超”達人店になると、機器のメンテナンスは複雑になるし、生ビールの注ぎ方も厳密になって、無予告検査でNGになるとはく奪されるなど、店舗への負担はかなり増します。

 

その代わり、かなり希少な称号です。

 

例えば宝塚で稼働している「プレミアムモルツ神泡”超”達人店」は 当店しかありませんので、名実ともに「宝塚で一番おいしいプレモルが飲めるお店」になったことになります。

 

ですから、しばらくの間はSNSを使って、「絶対に美味しいプレモルです」と積極的に告知して、定着させていくことにしたのです。

https://www.pinterest.jp/pin/289708188503162674/

そもそも、こういうアクションを始めたきっかけとしては周辺に「生ビールが安い」事を告知するお店が増えてきた影響があります。

 

周辺には 生ビール1杯が290円とかそれ以下というケースもあります。

 

全国的には回転すしのチェーンがプレモルを期間限定で半額にしたこともありました。

 

大量仕入れで安くなるとはいえ、コンビニや量販店でも350CC の缶ビールって普通は200円位かそれ以上しますから、こういう価格設定は「利益度外視」という事だと思います。

ビールの価格を「目玉」にして集客する狙いです。

お客様を増やしてから、ほかのドリンクや料理で利益を取り返すということでしょう。

 

それも、商売の一つの方針ですから、問題ないです。

 

しかし、10月からビールの価格が値上がりすることは半年前からニュースで告知されていますので、私たちのような個人店では、違った戦術を取らざるを得ません。

ということで「宝塚市でいちばんおいしいプレモル」を目指しました。

 

「宝塚で一番安い生ビール」にはなれませんでしたが、

その代わり「一番おいしいプレモルを売る店」と宣言し、その通り実行していきます。

 

価格は高くはないですが激安でもないです。申し訳ありません。

 

しかし、全従業員が教えられた通り、誠実に1杯づつ正しく注ぎます。

 

プレモル神泡デーにはみんなでお揃いの「超達人店Tシャツ」を着用します。

 

今回は「もし、自分がアルバイトだったら、どんなお店で働きたいかな?」という自問自答の答えとしても「一番おいしいプレモルを売る店」になることを選びました。

 

謙虚さは大切だとは思いますが

従業員さんのためにも、今日ははっきりと告知しようと思いました。すみません。