タイガースが首位に浮上しました。
昨年までの矢野采配と今年からの岡田采配で、何が違うのかというYouTubeをみてびっくりしました。
矢野監督は「初球から打つ事」を方針として徹底していて、岡田監督は「フォアボールを評価する事」を方針として伝えている、とのことです。
真逆な方針です。
ですから今年、中野選手や近本選手はシーズンの3分の1も消化していないのに昨年1年間のフォアボール獲得数に達しかけています。だから、打率も出塁率も高い。ボール球を打たないからです。
中野選手や近本選手は「早打ちが好きな選手」だと思っていましたが、そうではなかったんですね。
昨年は監督発のチーム方針だから初球から打っていたってことです。
そう考えると リーダーの決定事項ってすごく大切です。個人成績に影響するし、長期的な勝敗に直結します。
私の私見ですが、
矢野監督は2軍監督時代に積極野球で日本一になっていたので、その方針を踏襲したのだと思います。
でも、1軍と2軍では目的も違う。2軍は1軍のためにあるが、1軍はファンのためにある。したがって選手の環境も変わる、、、、、、。
与えられた環境でどんな戦略がベターなのか?を吟味できなかったんじゃないでしょうか。
同じことをやっても環境や目的がかわれば結果も変わることを理解していなかったのかも。
今は
同じメンバーでも リーダーの戦略が変われば、動きが変わり成果の出方が変わることを毎日毎日野球中継をみるたびに考えさせられます。
有意義な年になりました。
これから、岡田監督の戦略が具合悪くなってきたら、それもまた勉強になります。
最近はYouTubeで監督インタビューの映像が流れています。私は毎日それを見て
「そう考えてるのか、だから選手がそう動くのか、なるほどね」
と思ったりしています。逆に「そいういう発言は選手を変な感じにするのではないか」、と思う時もあります。
とにかく、新聞やテレビを通じて間接的に入って来る情報ではなく、生のインタビュー映像を見る事ができるのは、すごいことです。ネットのおかげです。
野球でもサッカーでも柔道でも将棋でも、なんでもいいですから、自分が詳しい競技の勝負についてその背景を調べてみると、リーダーシップスタイルや戦略の影響について考える事もできます。
矢野監督型の店長だったらどうなる、岡田監督型の店長だったらどうなる、とか考えるのも楽しいですね。
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