どうしても書きたくなってしまいました。
最近スマホを見るたびに、タイミーさんのこの広告が何回も目に入ってきます。
タイミーさん活用で「人件費大幅削減」ってどういうことでしょうか?
タイミーさんにお願いすると1時間ごと時給の30%を割り増しして支払うので、当然人件費は高騰するはずなのです。だから矛盾です。
当初は(そんなことができるのかなあ?)と思いながらもやり過ごしていましたが、
やたらとこの広告が出てくるので、きちんと読んでみることにしました。
このサイトによると人件費削減のメカニズムは下記のような事例でした。
(以下引用・赤字や拡大強調は私がいたしました)
人手不足に陥らずに人件費削減を行う方法
(一部原文のまま抜粋)
外部のシステムを活用する
人件費を削減しつつ人手不足を解消するには、ノンコア業務の外注も効果的です。社内で対応できないときだけ業務をアウトソースすれば、本来は固定費である人件費が変動費になります。それぞれの状況に応じて必要な人手を確保できるため、柔軟な対応が可能です。
外部のシステムの活用により過不足なく必要な労働力を活用し、スムーズに業務を進めましょう。
人手不足にならずに人件費を削減できた事例
ある中古車販売店では、繁忙期になると人手不足に陥っていました。専門業務を委託している業者にノンコア業務もあわせて委託していたため、外注費が高いことが課題になっていたようです。このノンコア業務は洗車業務であり、未経験でも対応可能です。そこで、スキマバイト募集サービスを活用し、繁忙期に人手を確保することにしました。
その結果、外注費の大幅な削減につながっています。教育方法を構築し、初めて業務に対応する人でもスムーズに仕事を進められるよう配慮している点もポイントです。自社に合いそうな人材がいれば、その後の長期雇用についても打診しています。実際に仕事を経験してもらったうえで声をかけるため、マッチする人材を採用しやすいようです。
・・・・・・・・・・・・・抜粋終了
つまり、とある業務を外部委託に変更すれば、人件費には見えなくなってまずは”人件費削減”
になる。
さらにその外部委託業務のノウハウをマニュアル化🟰”教育方法を構築”しスキマバイトさんがする作業に置き換えて、タイミーさんから人に来てもらえば、実質的な人件費削減!!という論理です。あくまでも、外部委託に比べて安いという考え。
なんかおかしくないかなあ?
つまりは、高額な外部委託作業に置き換えた後、「それより安い」とスキマバイトがででくる。
最初から、作業の簡単なマニュアルを作って自社でバイトを雇うのが一番簡単じゃないですか。仮に、通常募集時給の25%アップを提示してもタイミーさんを使うより安いです。
と、いう事で調べてみたら、やっぱり本末転倒の理論のようですね。
私見ですがスキマバイトさんは「安くて、質の低い(教育が無いから)外部委託」 と思うべきかな。
昔から、仕事で窮地に追い込まれた管理職が「外部委託」を増やして帳票上で問題が見えにくくなるようにするケースは腐るほど見てきました。怖い。
なんで、こんなへんな理屈が堂々と世の中にでるのだろうか?
ここまで、読み込む奴は居ない、とでも、思っているのかな。
それとも、私の感覚がおかしいのでしょうか?
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