飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

販促の王道

地域密着ってよく言いますが

なかなか難しいものです。

 

昔から住んでいる地域で飲食店をひらいているならまだしも

「ロケーションが良いから開けた」お店ですから、

地域の自治会や商店会との交流なんかは前提としていませんし。

 

しかし、長く安定した商売を続けるため

普通にやっていたら

必ず地域との交流の機会は出てきます。

 

その際は、

「決して断らない」

「けっしてでしゃばらない」

を、心がけています。

 

地域にはどんな歴史があるのか、わかりませんから意見を言うのは控えます。

 

最初は相手の自治会長や、商店会長さんが

何を言っているのか、

何をしてほしいのかが

よくわかりません。

 

 

相手も気を使ってくれているのでしょう。

丁寧に控え目にお話してくれているので

真意はなかなかわかりません。

 

しかし、

どうせ何年もその地で商売するのですから

焦らずに、わかる事だけやってきました。

 

そのうち

このお店がどんなお店で

店主はどんな人間なのか

わかってもらえるようになってきますし・・・。

 

 

だんだん、付き合いが広がって来ると

地域の

おまつり

イベント

バル

振興券

などにも参加できるようになってきました。

それでもまだ、何十年も役員をしておられる人からみたら

新参者ですから

 

「出しゃばらず」

「焦らず」

「断らず」

 

をモットーにやっております。

飲食店として「得」だな、と思う事は

「(無料)招待券」を引き受けたときなどに

すごく価値を感じていただけるってことですね。

 

こちらは商売なので、

何かのメニューを無料サービスすることによって

新しいお客様をご紹介いただけるのは慣れています。

 

他人の友人をスムーズにご招待できて、楽しんでいただければ

その後の商売にどれぐらい好影響がでるのか、は

経験済ですから喜んでやっていますが

 

主催者で招待券をお願いしたほうは、その金額に驚いて、申しわけなさそうにされます。

 

「損させてすみません」

「そんなことないですよ。問題ないです。」

 

みたいな会話になります。

 

利益が出る、とはいいませんが、有形無形の得(収益)は

ありますので・・・・。

 

地域密着活動をするときは、コストを気にしてはいけません。

信頼関係が築けるかどうかだけを気にします。

 

「断らず」とはいいながらも

できない事を引き受けると、信頼されなくなる

 

これ、ちょっと注意ですね。

 

地域密着活動くらいで、お店が傾くような事はないし、

まずはその地域で商売できていることに対する感謝から

発想すべきですね

 

商売初めて8年目ですが、やっと地域の活動に入れるようになってきました。

これから展開していくのでしょうけど、

こういうのが売上げを伸ばすための「王道」なんだと思いますね。

 

 

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