飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

くわえたばこ

私はタバコを吸いませんが、喫煙者を疎ましいとは思っていません。

人それぞれですから。

スティーブ・マックイーンはかっこよかった

 

しかし、飲食店において ”喫煙可能店舗” というカテゴリーを選択した場合、20歳未満の人は店内立ち入り禁止になります。お子様は全時間帯入店できませんし、アルバイトさんも20歳以上の人を採用しないといけなくなります。

 

まあ、それは余談として

 

先日、自動車運転中に工事での通行規制に出くわしました。警備員の人が丁寧にお辞儀をして停車指示されましたので、先頭で停車していました。

 

工事用のトラックが方向転換するための通行規制だったのですが、その運転手さんがくわえたばこでトラックを操縦されていたのです。長いたばこでした。

 

屁理屈の世界なのですが、「おいおい通行を止めてるんだから、”くわえたばこ” は不謹慎だろー」と、心の中で少しだけ感じてしまいました。

そもそも工事現場でたばこはアカンのかな

警備員さんの丁寧さと 運転手さんの無神経さ が対比されて、感じたのかもしれません。(とくにむしゃくしゃしていたわけではないです)

 

タバコを吸っている、くわえている、という光景は

他の人にどう見えるのか?

どう感じさせるのか? 

 

嫌煙権とか副流煙とかそういうことではなくて、イメージの問題として・・・です。

 

 

数十年前は映画館でもバスでもたばこが吸えた時代でしたが、今はそんな事ご法度です。喫煙者の方にはほんとうにお気の毒だと思います。

 

ただ、昔に比べて”たばこ”のイメージはずいぶんと悪くなったのです。

 

飲食店の従業員さんにも喫煙者はおられます。問題ありません。

 

大切な事は ”どこでたばこを吸うか?” です。

 

飲食店のユニホームを着たまま、お客様から見えるところで喫煙したら、必ず商売にマイナスイメージが付きます。

 

すぐにお客様が減るとかクレームが来るとかではないと思いますが、

「そういうお店なんだな」

「配慮のない従業員さんなんだな」

「わかってないなあ」

と、思われるだけでしょう。

 

ですから、どこで喫煙させるか・・・は店長や経営者がよく考えて、投資してお客様から見えない場所を作ってあげないといけない。

 

また、ひんぱんに喫煙する人について

本人は「いっぷくしてるだけ」と思っていますが、喫煙しない人からみたら「余分に休憩時間を取っている」という不公平感のタネにもなっています。

 

とくに店長さんが喫煙する場合は、喫煙者の感覚が鈍ってしまったり、みんながあからさまに喫煙し始めて、職場の雰囲気に影響する場合も多いです。店長が吸わない人の場合、やっぱり従業員さんは吸いにくいようですね。

 

たまには、深く考えてみる必要があるでしょう。

 

 

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