私のお店は、できるだけ居心地よくして退職率が下がるように心がけています。おかげさまで、人の足りない時間帯もなく、都合の合わないアルバイトさんに稼働を無理強いするような事もないです。ホワイト企業な状態だと思います。
そういう意味では「ゆるい職場」なんですが、
お店は生産性を下げない為に適正人数で動かしていますし、不真面目な勤務態度やサービスレベルの低下が見られた場合は必ず指摘し、原因を追究し改善を求めます。
こういう意味では「厳しい職場」といえるでしょう。
昨今「ゆるブラック企業」という言葉は流行っていると聞きました。
残業もないが(個人の)成長もない企業という意味です。そしてアンケート調査において、若者の70%はこの「ゆるブラック企業」では働きたくないそうです。
そして「ゆるブラック企業」は比較的大企業に多いのです。
昭和型の”業績のためなら残業もいとわない”ブラック企業が嫌われるのは当然ですが、ゆるブラック企業も嫌うなんて意外です。
やはり若い時期に「しっかり自分を鍛えたい。」という欲求があるのでしょう。私もそうでした。
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2022年にタイガースの監督だった矢野氏が退任会見で
「強いチームはつくれませんでしたけど、いいチームはつくれたかなとは思っています」と言いました。
思うに「強くはないが、良いチーム」って ある意味で ”ゆるブラック”なチームになってしまっている可能性があります。
「成果が出なかった(勝てなかった)から良いチームではなかった。」というリーダー
「成果は出なかった(勝てなかった)が、良いチームだった。」というリーダー
若い人は、どちらのリーダーを選ぶのか?
一般には後者がトレンドだと思われていましたが、そうではないかもしれませんね。
もちろん「勝てなかった」チームは全て悪いチーム、と言っているのではないです。
しかし、負けたなら勝たつためにはもう一度「良いチームとはなにか?」を考え直さないといけないのでしょう。
でないと「ゆるブラック」に近づいてしまうのでしょう。
気を付けたいと思います。
まあ、勝てば官軍 ですけどね
ホワイト企業を目指しましょう!!
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