飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

もっともお客様に近い従業員

新人採用して働き始めたときって、ものすごく良質な情報が入ってきます。

 

「もっともお客様に近い人」に話が聞けるのですから。

 

新人さん曰く、

アルバイト先を決める前に「この辺のお店は全部行きました」ってことでしたので、

 

A店(仮名)や B店(仮名)と当店との違いは何だったのですか?とか、

なぜ当店でアルバイトすることにしたのか?

を率直に聞いてみました。

 

A店とB店の両方と比較して、当店との違いで一番顕著なのは

「味」だそうです。お母さまと一緒に他店に行かれたとき、「なんか美味しくないなあ」と感じたそうです。味の違いがアルバイト応募に一番影響するとは思いませんでしたので、驚きました。

2番目にでてきたファクターは

「従業員の雰囲気」でした。

「怖い人が多そう」っていうのが良くないようです。

 

お店の中では普通に働いていても、その従業員が店舗前でしゃがみこんで携帯を見ながらたばこを一服している光景などは、かなり悪影響をおよぼすみたいです。

 

採用して入店してきた人から得ることができる情報は貴重です。

 

もちろん、応募しなかった人からの情報こそが有意義とは思いますが、それを得ようとすると「雑音」もたくさん入ってきますので、

まずは「応募してくれた人」から他店との比較検討を聞いて、運営に役立てていくことをお勧めします。

 

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