そろそろ大学4年生のアルバイトさんが、下宿から実家に転居しはじめました。
毎日大学に行く必要もなくなったので、早めに下宿をひきはらったほうが経済的ですし、就職までの期間を実家で過ごしてあげるほうがご両親も喜ぶでしょうし、妥当な決断だと思います。
ですから、アルバイトは終わりになります。
だから、故郷から迎えに来たお母さんと一緒にお店に最後のご挨拶に来てくれる時もあります。
故郷の美味しいお菓子を手土産に親御さんと一緒にご来店されるのですが
「ああ、お母さんとそっくりだな」とか
「いいご家族だな」と思って感無量になります。
こちらとしては、
4年間働いてくれた事の感謝や、
お子さんがすごく役に立ってくれたことをちゃんと伝えたいのですが、
なかなかうまく言えなくて、不本意な気持ちになったりもします。
先日も
急にご挨拶に来てくれたから、あたふたしながら
「お店の卒業式がありますから、それまでよろしくおねがいします」
とか言いながら歴代の卒業生の集合写真の貼ってある場所にご案内しました。
2018年から6年間の店内卒業式の写真を見て
お母さんが「〇〇ちゃんもこの写真に入るのね」と言ってくれて
嬉しそうにしてくれたのを見て
なんだかホッとしました。
お母さんの話によると、この4年生のアルバイトさんは
入学前に九州から出て来て下宿を確認したあと、当店で食事をしたそうです。
その時に
「わたし、この店でアルバイトする!」と言って
入学後、応募して採用されたそうです。
そんないきさつまでは聞いてなかったので、少し感動しました。
通常営業時の状態って大事ですね。
面接合格後、コロナの関係で働き始めるまで半年近くかかりましたが
うまくつなぐことができて、卒業まで頑張ってくれました。
おとなしそうに見えて、慣れてくるとむちゃむちゃおもろい人でした。
頑張って幸せになってほしいものです。
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