阪急仁川駅周辺に最近は飲食店がいくつかオープンしています。
カフェが数件と、とんかつ屋さんがオープンしたり、広い場所に移転するお店もありました。カフェの夜営業を「やどかり」してパスタ屋さんが営業してたりもします。
従来、阪急仁川駅前は その昔KFCや牛角が出店して退店したり、チェーンの焼き鳥屋が業態変更して失敗したりしてましたので、飲食店にとっては「開けてはいけない街」と言われていた時代もあるようです。
実際、出店できるスペースが少なくて狭いので、チェーン店には向かないし、阪神競馬があるので売上げの波が激しい為、店舗運営の難易度は高いから、失敗しやすいのかもしれません。
しかし、逆に考えれば、住民が多いけど「お店が少ない」のですから生き残れば競争も少ないので安定した営業を手にする事もできます。そこまでどう頑張るかが勝負ですね。
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お隣の新聞屋さんを改装してカフェを開業したオーナーさんは、頻繁に当店で焼肉を食べてくれています。
そのカフェのオーナーと当店の昔からのお客様のA社長さんが、友人関係だったみたいで、A社長さんがカフェを利用したとき
カフェのオーナーがA社長に
「となりの焼肉屋おいしいんですわ」とクチコミしてくれたようです。
そしたらA社長は
「そんなこと知ってるわ」と答え
結局、その日は皆さん7人で当店にご来店されました。
私としては、となりのカフェオーナー と A社長が
学生時代からの仲良しだったことを、その日に初めて知ったのです。
「ご縁があるなあ」と感じました。
梅田とか西宮北口とかの大きな駅ではない阪急仁川駅の周辺地域で商売をするということは、人間関係(ご縁)に影響されることも多くなります。
こういう地域では、人間関係だけに頼って常連頼みで個人的な商売をしていると、苦しくなりますが、チェーン店のように「面で展開するマーケッティング活動」だけでもうまくいきません。
仁川駅周辺は、常連さんや人間関係の構築をしながらも、そこそこのマーケッティング活動をする、という「バランス」が要求される地域だったのです。
ですから、
人間関係の構築ができないチェーン店はつぶれました。
また、面を意識したマーケッティング活動のノウハウと予算のない個人店もうまくいかないので、飲食店を「開けてはいけない街」と言われていたんだな、と思われます。
しかしSNSが使える時代になったので、「そこそこのマーケッティング活動」が低予算で展開できる時代になりましたので、仁川周辺も飲食店で栄えてくると思います。
SNSも使えて、人間関係も構築できる優秀な個人店がいこ残ってくるので、お客様にとって居心地の良い街になると思います。
東京でいうと神楽坂みたいな街になったらええのにね(言いすぎか)
淘汰されないようにしなきゃね。
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