飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

愛されるメニューへの道

今月「まぜ焼き」という新メニューをスタートさせました。

何度も試食してからメニューに付け加えましたので、味には自信があります。

たいがいの飲食店は「新メニュー」を始めたときは「売れるに違いない」とか「売れたらいいなあ」と思って始めるのですが、やってみると全然売れなかったりするのです。

 

「売れた時」と「売れなかった時」の両方を考えながらメニュー戦略を立案することは大切です。たとえば新原材料を使わず、共通原材料を使う事によって、新規のコスト負担を減らし、多少売れなくてもメニューに出し続ける事が出来るようにするとか・・。

 

しかし、売れなかった時の対策よりも、売れるための対策のほうが楽しいですね。

 

まずは美味しい事調理手順が確立されている事が重要です。その次は従業員の販売意欲を高める事でしょう。そして次に大切なことが「告知」です。

SNSでの告知だけでなく、店内告知もポイントです。

今回の「まぜ焼き」は店内メニューとポスターで告知しています。

 

面白いことに・・・・現時点で数個売れていますが、すべて同じテーブルからのご注文でした。つまり、ポスターが貼ってある壁に面したテーブルからしか注文が無いということです。

 

ポスターを見た人が「おいしそうだなあ」と思って、ついつい注文してしまうようなポスタ―なんだと思います。

 

こんなポスターです

友人に安くてきれいなポスターを作る方法を教えてもらって自分で作ったものです。

自画自賛ですが良い出来だと思っています。

 

値段で勝負できるメニューは比較的簡単に売れます。

しかし、そうではないメニューは「商品を育てる」プロセスが大切です。

売り出すまでには努力するが、売り出してからは「商品力」だけに頼る感じになるケースが多いですが、本当に大切なのは売り出してからの持続的なアクションです。そういう意味ではこういったポスターを作る事はとても有効な方法です。メニューに載せるだけでなく、特別な告知をする事ができるのですから。

 

「愛されるメニュー」に育てるか、結局廃番になるか・・・。

勝負ははじまったばかりですが、しっかりした投資をして、従業員一同努力したいと思います。

結局はアカンかもしれませんけど・・・

 

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