飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

たてわり110番 後日談

2回前に

「たてわり110番ほしい」ってブログ書きました

paypayと宝塚市のコラボした25%還元キャンペーン

で、当店がpaypayの決めた上限金額を越えそうなので

取引中止になるって話ですけど

後日談を書きます

 

当日夜の7時にpaypayから電話があって

上限金額引き上げの申請をしてくれってことなので

「申請??」と思いながらもありがとう

家に帰ってから作業。

免許証写メして確定申告を

PDFにして送りました

paypay加盟店サポートは

24hやってるので電話で

聞きながらやりました

 

私も夜中作業で腹立ってたんですが

なるべくおさえめに

「どうしてこんなことしないと

いけないんですかね」

と言うと


「規則ですから」とか

「私にはわかりません」と

紋切型の答えばっかりでしたが


私は

「私は今回の作業はまったく不要な事で御社の社内事情に市民が合わせる必要はないと感じていますので

宝塚市にもきっちり言いますし


といったあたりから

急に理解を示すトーンに変化・・・


「お気持ちはわかりますが・・」とか

「ごもっともですが・・・」とか言い出す

 

(ははーん、paypayさんも

相当官僚的な組織やな)

と思う。

 

すぐに宝塚市のHPから担当部局に 

事の顛末を送信、、

いまごろになって

「取引停止」をチラつかされたら

paypayの言いなりになるしかないけど、

宝塚市さんは

どう思ってるんですか?って感じです

 

 

で、翌日承認されたかどうかを確認すると

申請が失敗しているということ。

スキャンした資料では

あかんらしい、

っていうか説明文には

8個のファイルを要求してるのに

送信する枠が6個しかないし・・・


こんなレアな書式、

長らく使ってないんちゃうの

そりゃ無理やで、、と思いながら

 

で、送信しなおし

 

確認したpaypayの加盟店サポートさんに

これはおかしいシステムだから 

宝塚市にはもう改善要請したし、

私は豊中市民でもあるので

10月にコラボ実施する豊中市にも

提言します

と言う

 

すごく、

相手の立場にたった

対応をしてくれる担当さん

だったので怒らずに話ましたが

結局のとこと 

申請・審査は 必要という立場は崩さず

 

その2時間後、昼2時位に

昨日最初に電話したpaypayの社員が

直接お店にやってきて

作業したいとのこと

 

(へー、昨日のスタンスとえらいちゃうやんか)

 

で、電話の20分後にお店にやってきて

一切の作業を彼がやってくれる

でも メールを打つ時間が異様に長い・・


相当長い文章を打ってる・・・


なんでそんな長い文を打つ必要があるねん?

よっぽど特別な処理をしてくれって依頼してんのかな、、

と思う。

審査する部署は 相当あたまが硬い?


岩盤規制やな

 

paypayさんも

相当企業内のガバメントが出来上がってる

というか、縦割りがきついんやね

多分ですけど、


毎年部長クラスがすげ替えられてるん

でしょうかね

小さな事でも

予算運用の基準を変える決断なんかしたら 

首があぶなくなるかもしれない、

って思うんだろねえ


そりゃ、ヘッドハンティングで来た部長は

部下やお客様なんかほったらかしで 

上司ファーストですわ

と、勝手に憶測

 

その間に 宝塚市豊中市から

「対応します」 との連絡メールを確認

paypayに多少は圧力あったかな

 

 

翌日、上限引き上げ許可されたとの電話あり

(やっぱり簡単な事やんか)

 

 

私としては危機回避できたので、

一見落着なのです。

 

しかし、最後まで申請・審査・認可のシステムは

崩していません。

 

現場の社員が奔走して解決にこぎつけたって

風に見えます

 

私は

 

お客さん(私)と

スポンサー(宝塚市)と

会社(paypay)

の間に挟まれた 営業社員さんが 苦労している話を

作ってしまったのか・・・本意じゃないし、残念だなあ

 

彼が苦しんだだけの話に

してほしくはないんだな

 

虚しいわ