■IT戦略の有無がポイントになるかもしれません
老舗のとんこつラーメン店「S」の隣に新規の次郎系ラーメン店の「A」ができたことによる状況の変化を追いかけるブログです。経緯の確認はバックナンバーでお願いします。
本日 お昼に「A」で、夜に「S」でラーメンを食しました。
宝塚市は今日からQR決済3社(paypay・auペイ・d払い)とコラボしたキャンペーンが始まりました。お客様へ20%のポイントバックをしてくれます。お客様に喜んでいただけますので、とてもありがたいことです。
で、このラーメン店さんのQR決済実施状況は・・・・
新店の「A」はpaypayを実施できる契約はしているようですが、券売機はpaypay対応していません。ですから、お客様がpaypayを使いたい場合は店員さんに言って、券売機を使わずに口答で注文することになります。他のお客様の目があるので、おそらくだれもしないでしょう。券売機のシステムを見直さないと、キャッシュレスサービスを推進することはできないと思います。
そういう意味では老舗の「S」は現金会計なので、QR決済を推進する事ができますが、まったく実施していません。
そもそも手数料がかかりますので、QRコード決済をするラーメン屋さんは少ないですが、宝塚市が20%のポイント還元してくれるなら、実施したほうが良いに決まっています。
新店の「A」店は価格が900円以上で隣の「S」より高い。「S」店は最近値上げしました。その事をお客様に告知しながら営業していて少しネガティブな感じです。
そんな状況の中ですが、今回の宝塚市のキャンペーンを両店は「ほぼスルー」しています。
これはもったいないですね。
12月には兵庫県主催の「GO TO EAT キャンペーン」的なものが予定されています。こういうことにもスルーするのかな?
ラーメン戦争とかどうこう、というよりも
自店舗とお客様の関係において、
宝塚市や兵庫県のキャンペーンには絡んだほうがお客様の信頼感も増すと思いますが、、、、どうでしょうか。
そういったことにどちらが先に本格的な取り組みをみせるのか?もしくは最後まで関与せず「硬派」なラーメン店として生きていくのか・・・。どういう動きを見せるのかが楽しみです。
「IT化戦略」の有無もこの「ラーメン戦争」の話題になるのかもしれません。
LINE・Instagramなんかも、どう使うのか?全く使わないのか?
今のところ、どちらも全然使えてない。
興味ありますねえ・・・・。