飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

グランドオープンの採用

ちょっと、しばらくはグランドオープンを思い出してみたいと思います。5年前、飲食店を開業しようと決めたとき、その理由の大半をしめたのは「自分が一番得意な事をしたい」ということでした。50過ぎてからの人生を何を生業として生きるか?の答えでもありました。

最初から、人さえそろえば成功する、と思っていました。そして人材は揃いました。グランドオープンでどんな人材を揃えるかは、想像以上に大切なことでしたね。どんな人を求めているのか「求める人物像」をどこまで明確にできるか、、これが一番大切でしょう。どれぐらいの月収をほしがるのか、学生か主婦かフリータか、男か女か、どんな容姿か、どんな顔かぐらいまで人物像を持ちましょう。私の場合はそれを越える人材を得れたと思います。ちょうどいい年齢、話し方、美人、面接に来る人来る人が、予想以上にすばらしかった。その段階で「このお店はすばらしいグランドオープンそする」と、自信と勇気が湧いてきました。オープニングスタッフの採用に成功するということは本当に大切です。応募するほうの立場としてもオープニングスタッフの募集っていうのは魅力があります。お店がの建設が進めば進むほど、応募者も増えてきます。期待していいです。本当に欲しい人材を採用しましょう。彼ら、彼女らが作る雰囲気がお店の雰囲気の基礎になります。これはいったん定まったら簡単に変える事はできません。良い雰囲気、ポジティブな雰囲気、優しい雰囲気、楽しい雰囲気、ピークに前向きでお客様を大切にすること、真面目で信頼しあう事、助け合う事、揉め事を好まない事、うそをつかないこと・・・・。そういう雰囲気を半永久的に手に入れればお店は成功したも同然です。それを得るチャンスはグランドープンから数か月じゃないでしょうか。

 

グランドオープン初日に緊張していた私に、ヘルプしてくれていた友人が気を使ってアルバイトの女性3人に「店長を元気づけてあげて」といってビールを一杯入れさせて、その3人のバイトさんが、元気いっぱいに「店長、緊張しないで頑張って」とビールを持ってきてくれた時の笑顔はわすれられません。嬉しかったです。最高のGOメンバーでした。