飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

大切な改善を迅速に達成する、、には

サントリーの生ビールで「プレミアムモルツ」の取り扱い店舗には、ランキングがあって、普通店・神泡達人店・神泡超達人店の3種類に分かれます。

 

飲食店側の申請とアドバイザーと呼ばれる担当者の推薦の後、サントリー本社の担当が来店し状況を判断してランキングします。数としては達人店は全店の6割くらいで 超達人店は 6%くらいです。兵庫県で62店舗、宝塚市には1店舗なので希少価値はあります。

 

したがって、超達人店の審査は厳しいのですが、当店はこの夏、「超達人店」への挑戦を決意し、日々改善・努力をしておりました。そして先日、最終審査をクリアし、超達人店昇格が内定いたしました。

 

正式な認定はお盆明けのようです。グラスも「超達人店」と記されたものになりますし、ポスター・看板・ユニホーム・専用POPも充実させてくれます。今後は「プレモルデー」とか「超達人ウイーク」とかイベント化していこうと思っていますので、乞うご期待。

 

当店のホール担当は20人近くいますが、その全員に1人ずつ「正しい入れ方」「ジョッキの洗い方」を教えました。各人の知識を正確にブラッシュアップし、オペレーションをいっしょにやったのです。

 

その効果はどんどん表れています。まだ認定されていないのに、お客様から「なぜかおいしい」と言われる事もありました。また、1杯1杯正確に「言われた通り」に注いでくれるホール女子の真面目さを再確認できました。

 

そして、「大事な事は1人1人に直接伝える」事が一番正確でスピーディなやり方だということを学びました。「LINEで一括、全員に伝える」とか、「マストレーニング」などのやり方もありますが、それは確実でも迅速でもないです。

 

急がば回れ」というように、早く成果がだしたいならば、リーダーが自分の時間を割いて確実に全員に伝えるか、その姿勢を見せる事が一番大事です。

 

そういうことがよくわかりました。

 

システムの上に乗っかっていては、仕事のメリハリが出ないということですね。

 

 

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