飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

年賀状とリテンションとロイヤリティ

電話会議システムで、公式LINEの管理会社の人と定例の打ち合わせをしました。

 

今年からは 「動画配信も積極的に使って行こう」ということになり、議論は、そのためには従業員さんの生き生きした動きは表情が効果的だよね~、って流れになってきました。

 

もちろん配信については本人の同意が必要です。

 

でも私は、こういう問題はクリアーできると思っています。これまでもクリスマスのインスタなどに、みんなの楽しそうな画像や動画を配信しているからです。

 

そんな事をLINE管理会社の人と話している中で、あることがそのノウハウなんだなあ、と認識されました。

 

それは年賀状です。

 

私は毎年、アルバイトさんの住民票住所(なるべくご実家)に年賀状をだしています。正月はアルバイトさんはご実家にいますので、下宿先よりもご実家に出す方が良いのです。年末調整とかでご実家の住所はわかりますからね。

 

そうすると、毎年何人かの人から返事の年賀状が来ます。そのうち何人かは親御さんが文章を書いてきます。

 

「いつも娘がお世話になっています」

「いつもおなか一杯ごはんを食べさせていただいて、ありがとうございます。」等々、感謝のお言葉をいただきます。

遠くは広島や名古屋、九州などから「今年は母も一緒に食べに行きます」とか、なかなか楽しいやり取りになります。

 

1年に1枚の年賀状を実家に出す事のコストは100円以下です。

 

「費用対効果」で考えると 効果は計り知れません。 ”PRICELESS” だと思います。なによりも信頼感が増します。

 

まず、退職率が下がります。返事をいただいた人の卒業前中途退職率はゼロです。

また、お店のインスタとかにちょっとお顔がでたとしても、クレームにはなりません。

 

恥ずかしがり屋さんもいますので、なるべくアップで出ないように配慮はしますが、たまにめちゃくちゃでたがる人もいます(笑)ひとそれぞれですね。

 

とにかく、人間関係が前向きになるわけです。

クリスマスカードだと気取りすぎてるし、LINEだとご家族に感謝が伝わらない。

個人事業で飲食店をやっている人はこの「年賀状」というシステムを上手に活用してみてください。

 

従来の習慣に乗っかっているだけですが、リテンションやロイヤリティに対する効果は絶大だと思います。