飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

”お手伝い”してほしいねん。

アルバイトのHさんとMさんが話していました。

 

「ココ(当店)のアルバイトは辞めようと思わない。」とのこと

続いて

「ほかのアルバイトは”仕事”って感じなんだけど、ココは”お手伝い”みたいなの・・・・」

 

 

はー、ずいぶんとリラックスしてはりますなあ。

 

でも”お手伝い”って言葉、久しぶりに聞きましたが、エエ響きですね。

 

「私たちのお店を ”お手伝い” してくれませんか?」って感じで募集するのも良いですね。肩の力が抜けてる。

 

そういえば、当店はレイアウト上、全部のテーブルが見渡せるので、私の指示のことばは

「〇番テーブルに空いたお皿が多いから、すこしキレイにしてあげてちょうだい」とか

「〇番テーブルのお客様がメニューを見てるから、なんか注文したいんとちゃうか」とか、

同じ光景をみながら、「どうしたらええかなあ」とか「なんとかせんとあかん」とか言ってる感じでなので、

ビジネス感もないのでしょう。

 

学生をしながら週2回くらい働きにくる人に、完璧さを求めるよりも、本人が本来もっている ”良い面や優しい心遣い” を発揮してもらうほうが早くて、安心で、効果が高い。

 

そうなると ”リラックス” がキーワードになります。 

となると、「お手伝いみたいなアルバイト」と言われる事は大正解かも。

 

厨房の人はお手伝いではなく”修行”と思ってるかもしれませんがね。

 

 

焼肉屋さんですので、4人組とかが御来店されてお会計が結構高くなって〇万円とかになることもあります。

 

そんなときは真っ先に、

「今日のアルバイト代は稼げたなあ。あとはオレが儲けるだけや。ヒッヒッヒ」

と思ってしまいます。こんな事考えてるってバレたら、ヤバいですけど。

 

アルバイトにたくさんのマニュアルを与えて、”ビジネス” として認識させて「ともに成長していこう!!」というやり方もありますが、相手をビビらせてしまうかもしれません。

 

「ちょっとお手伝いしてほしいねん」って言って、使ってみるのもいいですよ。

 

楽しいです。