飲食店長のブログ ~ 人材戦略の実践レポート

実際に飲食店を経営しながら、そのノウハウを突き詰める

採用は根拠の良くわからない事が多いです。でも心配は無用。

不思議なもので、昨年は自宅在住の大学生さんの応募が多かったのですが、今年は下宿(アパート)に住んでる方の応募が多いようです。

 

こういう傾向がなぜでるのか?は全くわかりません。

「流れ」のようなものでしょうか。

多分なにかの原因か法則性があって、結果につながっているのでしょうが、理由がまったくわからない時ってありますよね。

そういう場合は、私は「流れ」と理解して、「そうなるもんなんだ」って思うようにしています。深追いしません。

 

なぜなら、過度に原因究明すると、間違った選択をするからです。

 

間違った選択をするぐらいなら、理由はわからないけどこうなるねん、としておいたほうがいいでしょう。

 

理由がわからないからといって、選択が間違っているとは限りません。

 

しかし、なんでもかんでも、理由や根拠を要求する人っています。

とくに数値で表したがる人とか・・・・

 

オンラインやネットを活用しだすと、たとえば閲覧数だとか検索数だとか、もっともらしい数字が出てきます。

 

何かの傾向を表していますが、

閲覧数や検索数が伸びれば売り上げは伸びるとも言えないし、

下がれば売上げが下がるとも言えない。法則ではなく、そんな傾向があるかもしれない、ぐらいの事に過ぎない。

 

 

そんな、当たり前のことを見失わないようにしたい。

 

電話やネットでこういった数字をビジネスにしている人(求人業者・グルメサイト等)から営業される事もあります。

 

たとえば求人広告・・

閲覧数が上がれば必ず採用できますか?・・・・そうではない。

でも、閲覧数ばかりをねたに セールスしてきます。

 

求人広告の目的は応募数です

グルメサイトの目的は来店数です

 

ここをしっかり押さえて業者と話をするようにしています。

現場を預かる店長は「閲覧」を増やす努力が本業と思ってはいけない。

 

退職予防やリピーターとのお付き合いとかが本来の仕事です。

 

その結果閲覧が増えるときもあればふえないときもあります。SNSとは関係ないところでお客様や応募者が増えている時もあります。

 

「流れ」と見るべきものを法則とみてはいけない。